汗もすぐ乾きひんやり快適な肌触りが持続、暑いときほどこの素材の優秀さを実感できます。
しかし梅雨寒の日などは冷える気がしてあまり出番がありませんでしたが、冷んやりしないキャプリーン・クールもあったんです。
天然素材ならではの質感が魅力
patagonia 「ウィメンズ・キャプリーン・クール・メリノ・シャツ」 8,580円(税込)
キャプリーン・クールがポリエステル100%なのに対し、こちらはメリノウール65%・ポリエステル35%を使用しています。
メリノウールはポリエステルなどの化繊と並びベースレイヤーによく使われる素材。寒暖差が激しい真夏の登山でも汗冷えを防いでくれるので、夏でもベースレイヤーはメリノウールという人も少なくありません。
そんなメリノウールを混紡した「キャプリーン・クール・メリノ・シャツ」。
店頭で手に取ると柔らかくとろけるような肌触りで、それはそれは着心地がよさそう。
左上:キャプリーン・クール・メリノ 右下:キャプリーン・クール
写真だと違いがわかりづらいですが、キャプリーン・クールはツルっと光沢があるのに対しキャプリーン・クール・メリノは光沢はほどほどで天然素材ならではの素朴さも感じられます。
カラーバリエーションは3色で、他にあまりなさそうなStingray Mauveを購入しました。
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メリノウールとキャプリーンのいいとこどり
数々の優れた特性を持つ天然素材メリノウールにポリエステルを混紡することで、速乾性や耐久性も備えているのがキャプリーン・クール・メリノ。
100%メリノウールの生地は化繊に比べると乾きが遅いというデメリットがあり、大量に汗をかくシチュエーションには適さない印象でした。
が、キャプリーン・クール・メリノは化繊のベースレイヤーとあまり変わらないのでは?というくらい乾きが早い。
試しにわざと濡らしてみたところ……
30分ほど近所をお散歩しているうちに、乾いていました。
また同時に、天然素材ゆえに擦れなどに弱いというメリノウールの弱点も克服。
口コミによるとどうしても毛玉はできてしまうようですが、すぐに擦り切れたりという心配はなさそうです。
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梅雨の肌寒い日にもいいかも
そういったデメリットをカバーしながら、メリノウールのすごさはもちろんそのまま。特に夏や梅雨にうれしいのが、吸湿発散性による通気のよさです。
キャプリーン・クール・メリノには22ミクロンという非常に細かなメリノウール繊維を使用。繊維はスケールと呼ばれる疎水性のあるウロコ状の表皮と親水性に優れた内部層の二重構造になっています。
汗などの水分を内部層に閉じ込めつつ、表皮のおかげで肌に当たる面はドライなまま。さらに、湿度が高まるとスケールが開いて湿気を外へ放出してくれます。
濡れた生地が体に張り付いたまま冷えて……という汗冷えをおこしにくいといわれるのもこの優れた機能のおかげ。
もうひとつメリノウールならではの特長が、夏は涼しく冬は暖かい天然の温度調節機能。
冷やすだけではなく、温めたり冷やしたり環境によって調整してくれるので、昨日は夏日かと思えば今日は梅雨冷え、なんてこともあるこの時期にぴったりの素材かも。
蒸れず、肌にまとわりつく感じもしないので、レインウェアのインナーにもぴったりでした。
残念なところ:UVプロテクション機能はない
キャプリーン・クールの機能のひとつが、UPF50+のUVプロテクション。
外に長時間いるときなど、着ているだけで紫外線を防いでくれるという安心感があったのですが、キャプリーン・クール・メリノにはありません。
とはいえ布で覆われているのである程度は防いでくれているとは思うのですが……。
海や公園など長時間太陽の下にいる際はキャプリーン・クール、というように使い分けるのがよさそうです。
仕事着にもできちゃいそう
とろみ感のある素材なので、きれいめのボトムスを合わせると一気にオフィシャル感。
パンツにインしてしまえば裾のpatagoniaロゴも見えないので、誰もこれがアウトドアブランドだとは気が付かないはず。
zoomミーティングがある日のテレワークも、このまま出勤だって違和感なし。
首元のつまり具合も個人的に好みでした。
室内にいてもジメジメする梅雨時期、これ1枚でかなり快適に過ごせるのではないでしょうか。
ウィメンズ・キャプリーン・クール・メリノ・シャツ [patagonia]
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