米国ノースカロライナ州の、とある小学校が自分たちの教室で使う電気を100%太陽光発電にしようと活動を始めました。そして、資金を調達するためにクラウドファンディング「Kickstarter」を使って支援を募集。
この小学生のクラスでは現在のエネルギー・電気の問題点、エネルギー源とそれを供給するシステムなどを勉強。その中で生徒たちが「太陽光発電」に興味を持ったことから、彼ら独自の太陽光発電システムを作ることを勉強の一環として始めたのがきっかけとか。
彼らがどのような仕組みで電気を作るつもりなのか? 生徒たちが説明してくれています。
なんだか楽しそう!
800ドル(約7万7千円)を目標金額に設定していたものの、集まったお金は5817ドル(約56万円)と大幅に上回りました。現在、このクラスは従来よりもっと強力なシステムを作り、教室だけではなく周りのコミュニティーも一緒に電気が使えるようにしているとか。
kickstarterの特徴といえば、開発中のプロダクトの先物買い的要素があります。目標金額に達するとプロトタイプが手に入るのはクラウドファンディングの大きな魅力。しかし、このような「子供たちの経験」のために支援を募るというのは「Kickstarter」の新しい使い方のような気がします。
募集はすでに終了していますが、支援をした人の元には金額に応じて「直筆の手紙」「手作りのメダル」「生徒たちの歌のCD」などが送られるとのこと。
そこは小学生らしくてちょっと安心しました。
Our Solar Powered Classroom [kickstarter]