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海、山、川に囲まれた立地で中古リノベ。便利なキッチンと静かな環境でストレスフリーな暮らし(逗子)|みんなの部屋

2020/11/03 14:00 投稿

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海だけではなく、見渡すと緑も豊富な逗子・鎌倉エリア。

夏になると海に遊びに来る観光客で賑わうこの地域ですが、江ノ島や茅ヶ崎周辺と比べると住宅地も多く、柔らかな空気感のある街です。

今回は、逗子駅から15分ほど歩いたところにある、柏木さんご一家のお住まいに伺いました。

名前(職業):柏木宏美さん(フリーライター・satoさん)・隆さん(会社員)・絃太くん
場所:神奈川県逗子市
面積:1LDK 64.8㎡
購入金額:非公開
リノベーション費用:非公開
築年数:47年
住宅の形態:マンション

築47年のマンションをフルリノベしたという、柏木さんご一家のお住まい。

キッチン・リビング・ダイニング……どこを眺めても、木の温もり溢れるあたたかな空間が広がっていました。



お気に入りの場所

収納したいものに合わせて作られたキッチン

カフェのような雰囲気が漂い、そこに立つだけでもなんだか気分が上がってしまうキッチンは、宏美さんお気に入りの場所。

「木材でいろんなものをオーダーで作ってくれるところを探して、収納したいものに合わせてキッチンを設計してもらいました。

炊飯器とかレンジとか、使うものを全部測った上で作ってもらったので、使いやすいんですよね」(宏美さん)

まず、鉄・アルミ製が中心の調理器具たちは、ガスコンロ下に収納。

ガスコンロの横幅とピッタリ! この統率がとれている感じ、見ているだけで気持ちいいです。

以前ROOMIEで記事にしていただいたデュラレックスのグラスや、HARIOのドリッパーもここに…!

「お皿やマグカップ、タンブラー類なども引き出しに収納しています。食器棚と違って奥のものも簡単に取り出せるので、これまた楽なんですよ〜」

食器棚だと奥に入っているものがとにかく取りづらいけど、これなら取り出すときのみならず、収納するときもストレスフリーです。

楽しそうにキッチンのことをお話しする、宏美さん。

ここまでさまざまな道具がキレイに整頓されていると、どんなにくたびれているときでも料理を作るモチベーションに繋がるのだろうと感じます。

日当たりがよく、自然を感じるダイニング

ダイニングテーブルから立ち上がり、窓の方に目を向けると、そこに見えるのは山や川。

海のすぐ近くに立っている家ではありますが、山や川が見えることでまた違った安心感を得られるようにも思えます。

「このダイニング、東向きなので朝一番で日がたくさん入るんです。もともと川が見える場所が好きなこともありますが、ここでご飯食べたり、ぼーっとするのが僕は1番好きだなぁ」(隆さん)

今後、部屋にできるように設計された玄関先のフリースペース

玄関の方へ向かうと目に入ってくる、白いティピーテント。実はここ、絃太くんの秘密基地だったんです。

「子どもがいるとおもちゃが家中に広がってしまうけど、このテントがおもちゃを隠せる場所としても機能しています。

もちろんインテリアとしてもお気に入り。ここは玄関を入ってすぐ目につく場所なので……」(宏美さん)

絃太くんが描いた壁の落書き。全部消しちゃうのも少し寂しいとのことで、結局そのままに

玄関先のこのスペース、将来的には絃太くんの子ども部屋としても使えるように設計してもらったのだとか。

「5年後か10年後かわからないですけど、今は自由に使えるようにしておいて、今後1つの部屋としても使えるように設計してもらいました。

なので最初のイメージとしては2LDKとして作ってもらったけど、今は1LDKとして暮らしている感じですね」(隆さん)

この部屋に決めた理由

この部屋に住み始めたのは去年の3月頃で、以前は同じく逗子駅の近くにある賃貸マンションに住んでいたという柏木さんご夫婦。

駅からのアクセスと静かな環境、そして周辺には川や山もある自然の豊かさが、この部屋に住もうと決めたきっかけだったそうです。

「もともと逗子駅の商店街近辺に住んでいたんですけど、騒音が気になってしまうことがあって……。

子どもが生まれることもあって、『静かな環境がいいね』という話になりました」(宏美さん)

「海から駅の間で探していたんですけど、自然があって、静か。駅からのアクセスもいい……。そんな条件だと予算内に収まるマンションがなかなか見つからなかったんですよね。

でもそんなときに知り合いの不動産屋さんがここを紹介してくれて、条件的にもピッタリだったこともあってこの部屋に決めました」(隆さん)

お気に入りのアイテム

デンマークの家具メーカー・Gubiの照明

ダイニングにある照明は、デンマークの家具メーカーであるGubi(グビ)のものだそう。

「コンランショップで見つけて一目惚れしたんですけど、値段が高かったからその場では買わず……。後日、海外から直接取り寄せてお出迎えしました」(宏美さん)

食器を自由に置ける水切りラック

この水切りラックは燕三条の「hanauta」。よく見ると、お皿が縦に置いてある……?

「下にある三角のウェーブのおかげで、食器を自由な配置で置くことができるんです。値段はちょっと高いですけど、家事のちょっとしたストレスがなくなるので、気に入ってます」(宏美さん)

絃太くんのお気に入りは…

広松木工の「WF キッズラビットチェア」は、絃太くんの定位置になっているとのこと。

イスに腰掛けて外を見つめるとき、絃太くんはどんなことを考えているのでしょうか……。

残念なところ

壁の上の隙間から音が漏れる

「ベッドルームとリビングの間にある壁なんですけど、元々は風が通りやすいように隙間を空けてもらったんです。

でも隙間があることで音が漏れちゃうので、子どもが寝たあとは映画を大きい音で見づらいんですよね」(宏美さん)

それに加えて川や海が近いこともあり、湿気が多く、革製品がカビてしまうことも悩みなのだとか。

暮らしのアイデア

見えるものと見えないもののメリハリをつける

以前ROOMIEで紹介していただいた、BUNACOのティッシュボックス

「露出するものは、そのまま置いておいても生活感が出ないものを中心にチョイスしています。

これはブナの木でできたティッシュボックスなんですけど、木のテーブルやイスに自然となじんでくれるからお気に入りです」(宏美さん)

暑い時期は活躍の機会が少なかったけど、なんだかんだ出しっぱなしにしていたという保温ポット「マンボ」。

「見えるものと見えないもののメリハリをつけることで、家の中の雰囲気により統一感が出てくるような気がしています」(隆さん)

収納ボックスはシンプルな色味のものを選ぶ

絃太くんが遊ぶスペース付近の収納ボックスは、できるだけシンプルかつ、あまり考えずに色々放り込めるものを中心にチョイスしているそう。

子どものおもちゃは視覚的・物理的にもガチャガチャしてしまいがちなので、いい意味で子ども部屋感を感じさせないような工夫です。

これからの暮らし

「一生ここに住むかどうかはわからないけど、まずは玄関先に子ども部屋を作るまでは住み続けたいと思っています。

それに、こういった自然が豊かなところに住むのは、自分たちが想像していた以上に心地がよかったんですよね。なので、もし次どこかに引っ越すとしても、また自然が豊かなところで暮らしたいです」(隆さん)

「子育てのこともありますが、私は家で仕事をするので、やっぱり自然があるところで暮らしていたいなと感じます。

というか、もう都会に住めないかも……(笑)」(宏美さん)

絃太くんの成長に合わせて、そのあり方を変える柏木さんご一家のお住まい。

まだまだ先のことかもしれませんが、絃太くんが大きくなったときにはどのような子ども部屋ができているのか。今から楽しみです。

Photographed by Shinichiro Oroku

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