ソニーから発売中のXperia™ Tablet Z。各方面から続々と良い評判が聞こえていますが、実際に手に取るまでは分からないもの。今回実機を手にすることができたので、デザイン面を中心にみなさまにご紹介したいと思います。
まず、手にした第一印象。それは、薄くて軽い! 実機を見る前から分かっていた事実ですが、それでも改めて驚いてしまうほどの薄さと軽さ。
両面完全フラットボディの厚みはわずか約6.9mm、重さ約495g。持ってみると数字だけでは伝わりづらい凄さを感じます。
もはや「黒い板」と言っていいほどのデザイン。しかし、よく見るとこの「黒い板」を細部までデザインしていることがよく伝わってきます。まずはエッジ部分。
かなり角張った印象があるこのタブレット。しかし、「全ての角」を均等に面取りしているため、驚くほど手にフィットします。
ポイントなのは「全ての角」を同じアールで丸めていること。縦に持とうが横に持とうが、どのような持ち方をしてもフィット感が全く同じ。そして、これが全体的なデザインにも影響を与えています。
通常のプロダクトは前、横、上、下、後ろなど、見る方向によってデザインの印象も異なるもの。しかし、このXperia™ Tablet Zは正面、斜め、後ろ、どこから見ても同じ印象の美しいデザイン。
そして、このタブレットのデザインの中で最も主張している部分、それが…。
ここのパワーボタン。画面をスリープさせるときなどに使います。
シルバー色で、唯一突起している部分。設置場所も上や下ではなく、左側の中心より少し上。「なぜにここ?」と思ってしまいますが、理由はタブレットを横向きで使用するとよくわかります。
これより下だと邪魔になりそうなちょうどいい高さ。また、タブレットの画面左下には「戻る」「ホーム」「起動アプリ」などのよく使うボタンが表示。これを親指で操作することが多くなりそう。そうなると…。
タブレットは両手で使うため、ユーザーエクスペリエンスデザイン(UXデザイン)がとても重要。このXperia™ Tablet ZではUXデザインがとても心地よく落とし込まれています。
「薄くて軽い」これだけでもタブレットとして充分魅力的なXperia™ Tablet Zですが、なんと驚きの防水仕様! ということは、キッチンやお風呂など、これまで敬遠していた場所でも使えるということ。これは嬉しい限りです。
サイズは約172mm×266mm×6.9mmの約10.1インチディスプレイ。10インチと聞くと大きい気がしますが、A4ノート、A5ノートと比べるとこんな感じ。
鞄の中にもすっぽりと納まるサイズです。
さて、今回はハードのデザイン面にしぼって紹介してきましたが、いかがでしたか? もちろんデザインだけでなく機能面も「タブレット業界最高峰モデル」といっていいほどの仕上がり。みなさんも店頭などで是非手に取って試してみて下さい。
ソニーモバイルコミュニケーションズの前身である、ソニーエリクソンがソニーの完全子会社となりすでに1年。満を持して発売された「Xperia™ Tablet Z」は、ようやくソニーらしい製品に仕上がったといっていいのではないでしょうか。
左上には見慣れた「SONY」の4文字。これだけでも期待が膨らんでしまいます!
Xperia™ Z 特集[キュレーションマガジン Antenna]
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一時期のSONYが帰ってきた感じするな。