軽量化することで体力の衰えをバッチリとカバーして、快適なテント泊縦走を目指します。
ファイントラック ポリゴンネスト 税込31,104円
iPadぐらいの重さのシュラフと缶ビールぐらいのマット。
ウルトラライトハイキングとかスルーハイクという考え方が2000年代前半から、日本でも紹介され始めました。
装備を軽量にすることで、より遠くまで、より活動量を増やすというだけでなく、少ない装備でより濃密に自然を体験するという考えです。
ベースウェイトという考え方
32Lのバックパックでテント泊縦走! 20年前では考えられないよ。
水、食料などの消費材を除いたパックの重量をベースウェイトと言います。
服やストックなど身につけているものの重量は含めません、バックパックの重量です。
このベースウエイトが、70〜80年台のトラディショナルなバックパッキングでは、16〜20Kgありました。
現在のウルトラライトハイキングでは、ベースウェイトは4〜5Kgです、すごい進化ですね。
この装備で、アメリカでは4000Km以上のロングトレイルを3ヶ月かけて歩くようです。
いつかは行きたいですね! まずは熊野古道を、隅々まで歩きたいです。
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パッキングの内訳は?
500g以下のシュラフ。そろそそダウンに頼らなくても良い時代かも。
パッキングの内容ですが、次のようなものです。
バックパック: 32L 400g
家:テント及びペグなど 2人用 1000g
寝具:マット+シュラフ 800g
台所:コンロ、コッヘルなど 500g
安全装備:ライト、コンパス、薬、スマホ 500g
衣類:雨用上下、防寒ベスト 800g
最近のウェアは速乾性も防菌性も優秀なので、3日程度なら着替えは持って行きません。
例えば3日間を想定して、食料の補給なし、水は補給可能とすると、食料1200g、水1200g、ガス燃料600gで合計3Kg。
ベースウェイトは7Kgとなります。
これからの1ヶ月と少しの間、7Kgのバックパックを背負ってトレーニングするつもりです。(雨で今日も中止ですが…)
ファイントラックのシュラフ
私が使っているのは、「ファイントラック」の「ポリゴンネスト」のグリーン。(私が買った時の商品名は「ポリンゴンネスト 4×3」でした。)
ファイントラックは、本格的な国産アウトドア用品メーカーです。私はベースウェアも愛用しています。
シート状の立体的な保温素材「ファインポリゴン」という独自の素材を利用しています。
濡れても保温性を保ちますし、乾き易いです。
シュラフは使っていると必ず湿っぽくなるので、乾き易いという性能は重要です。
数タイプある中で、私の使っているグリーンは春夏用。
感覚的にはテント内の温度10度前後、外気温5度ぐらいまでは快適に過ごせます。
カバーやインナーを使えば、もう少し過酷な条件でもイケそう。
足元のループは家に戻って洗った時に便利。
化繊綿のシュラフは重量や収納サイズで、ダウンに敵いませんが、この製品はかなりイケてます。
重量は465g、サイズは13×26cmとかなりコンパクトです。
残念なところ:シャリ音がするのと、背中は寒い。
寝返りなどでショリショリという独特の音がします。眠りを誘うポリゴンサウンドかな…
寝返りを打つ時の独特のシャリ音は少し気になりますね。
背面です。グリーン部分はファインポリゴン4枚。イエロー部分は3枚。
背中部分は断熱素材のファインポリゴンが1枚少ないので、しっかりしたマットを使いたいですね。
化繊の最高峰では?
釣り場に到着後にクルマの中で仮眠するにも最適。ほぼメンテフリーか?
ダウン素材でもう少し軽いシュラフを探すこともできそうですが、濡れを気にしたり、防水のシュラフカバーを用意したりと結局は重くなったりします。
メンテに気も使いますしね。
ポリゴンネストにもスリーピングバッグカバーが用意されていますし、ネストという名前が示す通り、複数のシュラフを重ねて保温性を高めることもできます。
しかし夏であれば私は単体で利用、装備を軽くしちゃいますけどね。
紹介をしているとウズウズするものです。
これから梅雨が明けて、本格的なアウトドアシーズンが訪れるのがまちどおしいね。
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