今から10年ほど前、自分が上京して一人暮らしを始める頃の話。

父親から、自分とほぼ同い年のバッグをもらいました。

古臭くて今となってはボロボロなんですが、結局今でもずーっと使っています。

長年愛用のデイパック

それがこの「GREGORY デイパック」です。

シルエットが涙の雫ん形をしていることから、ティアドロップ型とも呼ばれています。

耐摩耗性に優れたナイロン製の生地は本当に頑丈で、販売から約28年経つ今でも、ほつれたり穴があいたりが一切ありません!

YKKのシッパーも、太くゴツいデザインで壊れ知らず。

塗装が剥げてボロボロになっていますけど、歴戦のツワモノ感出てませんか?

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容量はまさに1日分

デイパックの内容量は26Lで、横40×縦45.5cmと、個人的に絶妙なサイズ感。

この日の中身はノートパソコンにカメラの三脚、細かいコードやスマホの周辺機器を入れたポーチ。

ここまでの荷物もドカッと入れられて、まだまだ少し容量があります。

1日分の荷物ならすんなり詰め込める、まさにデイパックといったところですね!

背負い心地は衰えず

背中の部分にはクッションパッドが入っています。

流石に、最近のバッグの背負い心地と比べてしまうと硬い印象ですが、中で破けたり折れたりすることもなく、まだしっかりとハリがあります。

荷物による凹凸が軽減するのが良いところ!

ストラップの色はすっかり褪せて、日焼けもしてしまっていますが、内側のクッションはまだまだ現役。

28年たくさんの荷物の負荷を肩に流しながらも、ペチャーっと潰れてしまうこともなく、破れてしまうこともなく。

バスト部分にストラップをつけると、バックの動きが軽減するので背負い心地は向上します。

登山やサイクリングなどのアクティビティではマストアイテムです!

ロゴで見るグレゴリーの歴史

GREGORYのデイパックは1977年に誕生し、アウトドアユースでもシティユースでも鉄板の一品です。

グレゴリーのタグは誕生以来6回のデザイン変更がされています。

1977年に誕生した「ファーストタグ」。

1983〜1990年:GREGORY人気の立役者「茶タグ」。

1990〜1993年:3年という短い期間で使われていた珍しい「紫タグ」。今回のデイパックはコレ。

1993〜1996年:ロゴデザインも一新され、「青文字タグ」に。

1996〜2015年:デザインはそのままにフォントがシルバーになった「シルバータグ」。

2016年から現行はデザインも変更し、新しいタグに。


登山用に父から貰ったもう一つの「デイハーフ」は「青文字タグ」

古着屋さんなどで、グレゴリーのバッグを見つけた時にはタグを見てみると面白いですよ~。

残念なところ:最新スペックには適わない

ほぼ30年前のアイテムなので、最新モデルたちには機能面で劣ります。

新しいモデルはドンドンと進化していて、内側に細かいポケットやPCを入れるスペースが搭載されています。

薄型ノートパソコンなんて無かった時代のバッグなので、私の紫タグにはポケットはフロント部分の1つのみ。

なんでコイツにこだわるのか

このデイパックを背負っているとたまに知らない人から声をかけられることがあります。

「懐かしいタグだね~!」とか「いつのGREGRYですか?」と話が盛り上がってしまうことも。

ひとつのものを大切に使うという考えがあったというよりは、単純にコイツを気に入っているんです。

そこそこに使いやすくて、自分の体にしっくりくるほぼ同い年の相棒よ。

もし壊れてもリペアするからさ、これからもよろしく。

GREGORY 公式サイト

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