野菜や果物の皮むきをするピーラーは、家事の時短に欠かせない存在です。

「世界で2番目に切れる」ピーラー?

私がフードスタイリングの撮影現場に必ず持っていくアイテムのひとつが「貝印SELECT100 T型ピーラー」。

このピーラーに出会ったのは7~8年前、合羽橋の道具屋さんでした。

「デザインがいいな」とピーラーを手にとって眺めていたら「コレはピーラー世界大会で2位。世界で2番目に切れるピーラーです!」と店員さんのひと声が。

そのセールストークに惹かれてしまったのです。1番切れると、手を切りそうだし……。

力をいれずに野菜の皮がスルスルむける

なにより、握ったときの感触がいいなと思いました。

持ち手がゆるやかな波型になっていて握りやすく、軽いので、大量の野菜の皮むきをするときもラクなのです。

切れ味がよく、力をいれずに野菜の皮がスルスルっとむけるのも魅力。

ぜひこの感触を味わっていただきたいです。

残念なところ:左利きの方は使いにくいかも

やや斜めに刃がついているので、切りはじめがスムーズでなめらかに切れますが、左利きの方にはやや使いにくいかもしれません。

また、ステンレス製のものはサビやすいため、使用したらすぐに洗って乾かさないといけないです。

3種類あるピーラーの形、お気にいりを見つけましょう

ピーラーの形状は大きく分けて3種類。

・T字型に刃がついているもの……
日本で最も多いタイプで、刃の幅が広く、安定的に握りやすい。小まわりが利かないのでにんじんや大根、きゅうりのような大きい食材や長い食材の皮むき、薄切りに適しています。

・ナイフのようにI字型に刃がついているもの……
欧米で多く使われるタイプ。小回りが利き、デコボコしたじゃがいもや小さな食材に最適です。手前に引くタイプは、慣れないと手を切りやすいかもしれません。

・斜めに刃がついているもの……
手首を曲げることなく自分の方に引くだけで皮がむけて便利。でもこれは右利き用につくられているデメリットも。

ピーラー選びでいちばん重要なのは切れ味!

ピーラーは主にステンレス製とセラミック製があります。

ステンレス製は切れ味はいいですが、先に挙げたようにサビ防止のため、使用したらすぐに洗って乾かすことが大切です。

セラミック製は、錆びないという特長があり、金属のにおい移りが気になる方にオススメです。

けれど衝撃に弱いので、引き出しにポンと入れているだけでも、開け閉めの衝撃で刃が痛むこともあり……保管に注意が必要です。

100回以上の人気連載「マイ定番スタイル」では、私たちの暮らしを変えてくれそうなアイテムを実際に買ってレビューします。直近2回はコチラ。

SELECT100 T型ピーラー[貝印]

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