春は引っ越し、転職、家族の進学、進級などで、不要な本や雑誌、カタログなどを、まとめてリサイクルに出すことが1番多いシーズン。
このとき、なくてはならないのが荷造りヒモ。日ごろは収納棚のすみっこにぐちゃぐちゃのまま無造作に転がっている、というご家庭が多いかもしれません。
しかし、100均の「ヒモ収納ケース」さえあれば収納も綺麗で、使う時も便利なんです。
荷造りヒモは収納が大事!
さて、みなさんのお宅では、荷造りヒモをどのように収納していますか?
我が家の場合は、無造作に、必ず必要になるハサミとセットして、荷造りヒモをボックスに突っ込んで収納しています。
しかし、ハサミの置き場所がわからなくなったり、必要以上の長さのヒモが出てしまってグチャグチャになったり、残り僅かになると、ヒモが固まりごと出てきたり……。
そんな「荷造りヒモあるある」を経験されている方も多いかもしれません。
サッと取り出して、サクッと切れる
そこで役立つのが、一見CDボックスのようなフォルムの「ヒモ収納ケース」。100円ショップ「Can Do」で購入しました。
まず、ケースのアタマからちょろちょろ出ているヒモの端を引っ張るだけで、使いたい長さのヒモが取り出せる。
次に、それを指で押さえてカッターにあてれば、サクッとカット。
そして、そのまましまえるんです。この一連の作業が、何のストレスもなく、スムーズにできるって、地味にありがたい!
ヒモの先端が行方不明になることもなくなるし、出すぎちゃったヒモはケースに戻せばいいだけで散らからない。
さらにヒモを使い続けて、残りが少なく、ふんわり軽くなるときも、適度な重さを荷造りヒモにプラスしてくれるので、「まとまりが、くっついてきちゃった」という不便さも解消してくれます。
残念なところ:ヒモを出す時に注意が必要
この便利な「ヒモ収納ケース」ですが、ヒモを出す時に若干の注意が必要です。
ヒモが下向きになっている状態で引き出そうとすると、予想外にカッター部分の方に挟まってしまうんです。
ヒモが切れたりはしないのですが、この状態で引っ張るとちょっとだけ抵抗が生じて取り出しにくいことも……。
そのため、ヒモを引き出す時はカッター側を逆に向けるか、ヒモを上方向に引き出すようにするなど、少し工夫が必要になります。
持ち運びもラクラク
本体の蓋には4つの穴が空いていて、何のためのものなのか、正解はわかりません。
でも、運ぶときに指を引っ掛けられる。これが意外と便利なんです。
ダンボール箱や本、新聞などと一緒に持ち運ぶことが多い荷造りヒモ。この穴のおかげで、小指1本に引っ掛けても運べます。
なお蓋に指をひっかけて運んでも、上蓋と本体との接続は凹凸で3か所、しっかり閉まるので、外れる不安は感じません。
100円のクセして、ここまでデキるヤツ。出会ったら、運命を感じて、迷わずカゴに入れてみてください。
あの面倒な縛り作業が、ちょっと楽になりますよ。