昔ながらの水道管も、日本ではなかなか最近では見る機会がなくなってきました。
そんな中、香港でコンクリートで出来た水道管の、画期的なリサイクル方法を発見しましたよ。
まるで中銀カプセルタワービル?
こちらは使わなくなった水道管を住居スペースにするというプロジェクト。
香港のJames Law Cybertecture氏が開発したこの水道管住宅は、上の写真のようにいくつもの水道管を重ねることで、大型の住居スペースにもなるのです。
でも、こんな風にたくさん水道管を並べなくても、1つの水道管で1-2人が暮らせる小さなアパートとして十分なスペースとなっています。
一つ一つにバスルーム、キッチン、リビングが備えられているので、1人なら十分に満足できそうな空間です。
ハイテクだけど、リーズナブル
更に家のドアはスマホでロックを解除できる仕組み。ハイテクです。
また、1つの水道管住宅の金額は、およそUS$15,300(約160万円)。
話題を呼んだ無印良品の300万円の家に比べても、決して手の届かない金額ではありませんよね。
そもそもこの住宅は、東京と同じように土地に余裕がなく住宅価格が高い香港で、狭いスペースを上手く使って快適に過ごせるお家を目指したプロジェクト。
使わなくなった水道管をリサイクルして、お家になってしまうなんて驚きですよね。
土管というより、宇宙船?
見た目はコンパクトでありながら、中は洗練されています。
水道管と言われると安っぽく感じますが、これはどちらかというと宇宙船のようでもあります。
さて、すでに香港の様々なところに設置され始めているこの住宅。
経済的にも優しく、快適そうなこんな家が東京にも建てられたら、一晩くらい試しに泊まってみたくなりますね。
OPod Tube Housing [James Law Cybertecture]Photographed by James Law Cybertecture
コメント
コメントを書く