年越し蕎麦に初詣、おせち料理に餅など、年末年始は目まぐるしく過ぎる。でも、新しい年を共に迎える時に忘れてはいけないのがカレンダーだ。これからの1年、時の移ろいを共にし、季節感を強めてくれる相棒のような存在である。
ということで、今回はROOMIE編集部が勧める2018年カレンダーをご紹介。
無印良品 「バガスペーパーファミリーカレンダー」 BY武田
定番の無印良品からは、あえてファミリーカレンダーをチョイスしたい。最大で5人までの予定が書き込めるのが、このカレンダーの1番の特徴。
ただし、その使い方は実は多様だ。カップルでの同棲なら、それぞれのオン・オフの予定を書き込んでもいい。確定している予定と「できたらでかけたいイベント」に分けて記入するのも楽しいかもしれない。
じゃあ一人暮らしだったら…その時は予定作りをがんばろう!
「ぐりとぐらカレンダー 2018」 BY緑川
部屋にキャラクターものを置くのはちょっと抵抗がある。
けれど、絵が大好きな厳選した絵本を棚に飾るように、これならそばに置きたい。森の中で作るおっきなホットケーキ、からだ全体を使って楽しむ大掃除…ゆたかさになんだか憧れる『ぐりとぐら』の世界。結局買うことに決めそう…。
「味のカレンダー 食べること365日」 BY鈴木
毎日ひとつずつ、「食」にまつわる知識を習得できる日めくりカレンダー。どれも食材や料理に関する短いエッセイが載っており、それを読む時間は、きっと日課になるだろう。
そして1日が終わりめくっても、その後も読み物として残す価値があるので「1年経っても捨てない」カレンダーだ。シンプルなイラストも、部屋にそっと置きたくなるタッチ。
「ふたりひめくり」 BY野田
毎日、カップルや夫婦など、ふたりで同じ質問に答えることでお互いの新しい一面に気づけるカレンダー。
例えば、「小学校の時、周りになんて呼ばれてた?」の質問で分かったお互いの懐かしいあだ名で呼び合ってみたり。新版は濱田英明さんの写真に思わず頬が緩んでしまう。
D-BROS 2018「タイプフェイスカレンダー」 by武田
デザインプロダクション・ドラフトによる自社プロダクトブランドD-BROS。毎年書体の美しさを楽しめる「タイプフェイスカレンダー」を発売しており、2018年版の書体は「アヴァンギャルド」だそう。もともと同名の海外雑誌のためにつくられた書体で過ごす2018年はどんな年になるだろう。
制作したデザイナーのインタビューも合わせて楽しみたい。
大相撲 2018年カレンダー BY鈴木
今年、大いに揺れた相撲界。相撲ファンからすると「苦しい、悲しい」としか言えないが、こんな時だからこそ、今まで以上に応援したい気持ちが湧いてくる。
「大相撲カレンダー」は、(己の身体のみを頼りに人生をかけて戦う)力士たちのグラビアがシンプルに並んでいるもの。このカレンダーを部屋に飾った1年後には、「〇〇は約130kg」「△△は180kgくらいだろう」と、パッと見で(太った)人の体重がわかるようになるだろう。
グリーティングライフ 2018年 米津祐介 カレンダー BY野田
手触りをもって描かれた暮らしの品々を見ると、どこか安心するのはなぜだろう。2月は柔らかいニットに包まれ、5月はお気に入りの自転車でちょっとだけ遠出をする。そんな小さな幸せを思い起こさせてくれるからだろうか。
イラストレーター米津祐介さんによる手描きカレンダーは、存分にその喜びを与えてくれる。
ROOMIE編集部員が選んだ2018年カレンダーは以上で終了!
時の移ろいを共にし、季節感を強めてくれるカレンダー。気になったものがあれば、ぜひお店やwebでチェックしてみてほしい。