部屋に緑があると、なぜだろう、気持ちが落ち着く。人の部屋にお邪魔して、素敵な観葉植物を見つけたときは、これは何の植物? と聞きたくなる気持ちが抑えられない。

今回は、ROOMIEの連載「みんなの部屋」で取材した部屋の中から、「観葉植物」をインテリアとして活用した例をご紹介。

前回に引き続き観葉植物の事例を紹介するが、今回は“プランター”や“置き方”に注目してほしい。部屋に飾るには、植物の種類や大きさももちろんだが、それを彩る「入れ物」が重要だ。

スケボーやシューズに入れる

まずは川崎市に住む高原さん宅。アレキサンダー・リー・チャンのプランターは、ウッド感とローラーの色味がきれいなので、どんな部屋でも存在感を放つだろう。

デザインはもちろん良いが、それよりも、植物の移動が簡単そうで羨ましい。

もうひとつ、履かなくなったスケートシューズを、プランターにしているのも興味深い。中に植物を入れるだけなので、簡単に真似できそうだ。

“入れ物”の統一感。

梅ヶ丘に住む浅川さん宅は、部屋のトーンに合わせたものを使用。

「同じものを並べておくのが好きなんです。家もショップも、ものが少ない無機質な感じで、すっきりみせるようにしています」とのこと。

これだけ特徴的な種類の植物が揃うと、プランターはシンプルの方が映えるのかもしれない。

ゴツゴツしたプランターとヨーダ

駒沢大学駅付近にお住まいの井上さん宅では、スケボーデッキを使用した自作の椅子の上に植物が並んでいる。

ゴツゴツとしたプランターに入っているものの、堅い印象は受けない。ひっそり佇むヨーダが中和させているのだろうか……。

ちなみにスケボーデッキを椅子にDIYした全体像はこのような感じ。椅子として使用するための脚を使っているので、長さがある。

無印良品の「壁掛け」アイテムを活用

こちらは文京区に住むH.Tさん。無印良品の「壁にかけられる観葉植物」を活用している。

「部屋にはグリーンをたくさん置きたいと思っているんですが、すべて本物だと買い替えや世話が大変なので、一部フェイクを混ぜて配置しています。ポイントは、本物とフェイクを混ぜることですね」

と、フェイク植物も合わせながら全体の量のバランスも調整。

吊るしたり、ベランダに置いたり


松戸市の古平さん・万歳さんの部屋は、部屋の中に吊るしたり、ベランダに置いたり。それぞれ窓近辺を上手く活用しているので、部屋の雰囲気を明るくしている。

アメリカ製のヴィンテージキッチンカート

カートに植物をまとめているのは、吉祥寺で暮らす勝山さん

ヴィンテージな設えがグリーンにとてもよく合っている。観葉植物はベランダ付近にまとめ、移動ができるカートに並べることで、配置換えや水やりなどの手入れがしやすくなるというメリットも。

苔玉を散りばめる


苔玉は、いつでもかわいい。

高井戸に住んでいる太田さん宅は、部屋に苔玉を散りばめている。

苔玉の万能さは便利で、置いても、吊るしても、部屋に違和感なく馴染む。興味がある方はぜひ真似してみてほしい。

今後も「みんなの部屋」では、一般の方々のリアルなインテリア事情をお届けしていく。

ぜひとも参考にしつつ、自分なりの部屋を作り上げてほしい。

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