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魚介系カフェ「LAND Seafood」が、築41年の倉庫をリノベした100BANCHにオープン

2017/11/01 11:00 投稿

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渋谷駅南側エリア、パナソニックとロフトワーク、カフェ・カンパニーによる「次の100年の新しい価値を築く実験区」である施設100BANCH(ヒャクバンチ)。3階建てのこのビル1階に、 地中海シーフードダイニング「LAND Seafood」がオープンした。

旧東横線渋谷駅ホームおよび線路跡地に、“クリエイティブワーカーの聖地”を目指し、2018年秋に誕生予定のビル「渋谷ストリーム」と、渋谷川沿いの遊歩道を代官山方面に進んだ先の線路跡地の再生を図る、こちらも2018年秋開業予定のビル「渋谷代官山Rプロジェクト」の間に位置する。


100BANCHは、かつて事務所兼倉庫として使用されていた築41年、3階建ての建物。そこを東急電鉄がコンバージョンし、パナソニック、ロフトワーク、カフェ・カンパニーがリノベーションした。設計は長坂常氏率いるスキーマ建築計画による。

2階はさまざまなプロジェクトが同時多発的に展開する、プロジェクトメンバーのためのワークスペース「GARAGE」。3階はパナソニックが次の100年を創り出すためのコラボレーションスペース「LOFT」。



そして1階にオープンしたのが、未来に向け食の体験を探求するカフェスペース「KITCHEN」。日本の魚食を牽引するリーディングカンパニー「魚力」とタッグを組んだ、地中海シーフードダイニングだ。

店舗デザインはカフェ・カンパニー設計デザインチーム。約100坪、100席の店内中央には、シェフの活気が感じられるオープンキッチンを配している。ゆったりくつろげるソファ席、気軽に使いやすいテーブル席、食事利用もバー使いもできるカウンター、ミーティングやミニイベントにぴったりなラウンジゾーンも。


小田原漁港からの直送をはじめとした、日本全国の豊富な魚介を使って、雲丹プリン、サザエ、鯵、オマール海老、ホタテなどを贅沢に盛り合わせた「LANDプラッター」や、「伊勢海老のカタラーナ」「金目鯛のモロッカンブイヤベース」「いくらのしじみ出汁パスタ 西洋わさびのせ」など……ワインによく合うラインナップ。

厳選した茶葉のみを使ったティーメニューや、白砂糖・卵・牛乳を一切使わない100%植物性のナチュラルスイーツなども揃って、ダイニングやカフェとして利用できそう。

かつて、食文化が開花した江戸時代。新鮮な魚介を運ぶ水路として大切な役割を果たしてきた渋谷川に隣接するこの地から、魚介を中心とした“食”を通じて、過去から学び未来へ繋がる新たな価値を創造していく場を目指すという。

「100BANCH」から、そして「LAND Seafood」から、どんな未来が作り出されていくのだろうか。

100BANCH
新業態「LAND Seafood」が渋谷「100BANCH」にオープン! [CAFE COMPANY]

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