旬の秋刀魚で作るアヒージョは、手軽に作れるおつまみだ。

ポイントは火加減。アヒージョはオイルで揚げるのではなく、オイルで煮る。具材に対してオイルをひたひたに入れ、弱火で煮るようにして火を入れよう。ゆっくり低温から加熱し、身はふっくら、骨までやわらかく仕上がるので、骨ごと調理しよう。

『骨ごと調理する手軽なおつまみ、秋刀魚のアヒージョ』

材料(2人分) ・秋刀魚(2尾)
・にんにく(1片)
・赤唐辛子(1本)
・ローズマリー(1枝)
・塩(小さじ1/3)
・ブラックペッパー(少々)
・オリーブオイル(適量)

秋刀魚の内臓を簡単に取りのぞく方法

まずは、秋刀魚の内臓の取りのぞき方をご紹介。頭のつけ根、ヒレの上あたりに真ん中まで切り込みを入れる。骨まで切ろう。


肛門の手前に1.5センチくらいの切り込みを入れ、このような状態にする。



頭の部分を少し折るようにして引っ張れば、スーッと全部取り出せる。

流水で洗う。

空になった牛乳パックを切り開き、まな板代わりにその上で作業すれば、後片付けがラク。

作り方

STEP1

にんにくは半分に切り芯を取り除いてつぶし、秋刀魚は頭と内臓を取り除き、流水で洗う。

STEP2

3㎝幅の筒切りにする。内臓がまだ残っている場合は、水洗いして水気をよくふき取ろう。

STEP3

塩(少々・分量外)をふって10分ほどおき、出てきた水分はしっかりと拭き取る。

STEP4

小さめのフライパンに、全ての材料を加え、中火にかける。

STEP5

フツフツと気泡が立ってきたら弱火にし、15~20分ほど煮る。秋刀魚の皮はやわらかいので、裏返すと剥けやすくなる。さんまの表面に時々スプーンでオリーブオイルをかけると、きれいに仕上がる。

じゃがいもやブロッコリーなどを加えても◎。バゲットを添えれば、秋刀魚の旨みたっぷりのオイルを残さず食べられる。

『秋刀魚のペペロンチーノ』にも

もしも残った時のおすすめアレンジは、パスタソース。パスタを茹でて絡めれば、あっという間に「秋刀魚のペペロンチーノ」に。これはほうれん草を加えて作ったものだが、シンプルでおいしい。

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