おいしいお茶を飲むのに、ティーポットを使う人も、ティーパックで淹れる人もいるけれど、個人的にはティーインフューザーを使用して、カップごとにお茶を入れる方が好きだ。

そんなティーインフューザーの中で、最近私が気になっているものがある。「TRICKLE」はインドの南シッキムにあるChundhareysという、川沿いの職人コミュニティによって、ハンドメイドで製作されているアナログ式のティーインフューザー。

驚くことにすべて自然の恵みを活用して作っているので、電気もいっさい使用していない。自然のあたたかみを感じられそうな「TRICKLE」は、一度使ってみたいと思っていた。


「TRICKLE」は現地の職人により、現地の木材を使って作られている。大きさの違う3つの穴から、じっくりとお茶をドリップする仕組み。お茶っぱとお湯がうまく合わさるように段階を踏んでドリップするお茶は、新鮮でまろやかに淹れられるのが特徴だ。

インフューザーは製作過程に川の水力を使用しているので、エネルギー資源の削減にもなっている。

現地の職人により作られた湯のみもかわいく、セットで買いたくなってしまうほど。


「TRICKLE」の販売元であるladesignは、竹製品を取り扱っている企業。竹製品はThe Woven projectによるもので、南シッキムの竹細工職人により製作された精巧な小物や家具を販売している。

竹の繊細さを活かしたボトルホルダーや家具など、どれも美しい。すべての製品はladesignのショップページに載っているので、ぜひチェックしてみて欲しい。

職人の技が輝く、自然の恵みを活かした美しいクラフトを作り上げるladesign。色々素敵なものが製作されているが、私はやっぱりTRICKLEでお茶を淹れてみたい。

TRICKLE[ladesign]
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