しかしひと通りアウトドアアイテムを揃えるとなると、結構なお金もかかる。そんな時は、作れるものは自分で作ってしまうというのはどうだろう。
DIYブログを展開する「むく太郎」さんに、ROOMIE読者におすすめの「自分で作れるアウトドアグッズ」を紹介してもらった。
DIYのプロに聞く、少ない予算で製作するアウトドアグッズ3選
むく太郎
栃木県在住のサラリーマン。民家をリノベーションしてお店をつくるという大仕事に触れ、DIYを開始。まんまとその楽しさにのめり込んでしまい、ブログ「DIYサラリーマン・むく太郎EX」を執筆。だいたい週1で何かをつくっている。コーヒーとパンを愛する元バンドマンでもある。
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万能マルチスタンド
登山やソロキャンプには、コンパクトに持ち運べるバナーは必須ともいえるアイテムだ。コーヒーを淹れたり、カップラーメンの湯を沸かしたり、ちょっとした料理をしたり、温かいものが調達できない場面でもこれさえあればアツアツを口にすることができる。
ひとつ目は、そんなバナースタンドにもなる「マルチスタンド」を紹介。
1、台座を作るまずは台座の制作から。普通に四角にカットするだけでも用は足りるが、トリマーという電動工具で装飾面取りをして、バーナーで焼いて加工することで、一気にオリジナル感がでる。
土台となる木材は出来れば、厚みのあるどっしりとしたものを選びましょう。土台がしっかりしていないと物を置いたときに倒れてしまう危険性があります(むく太郎さん)
2、支柱を付けるドリルで穴を開けたら、ステンレスパイプを差し込んでビスで固定する。
3、スタンド部分を固定するパイプどうしを接続する直交クランプというパーツを付け、クッカーなどをのせるスタンドになるステーを取り付ける。
万能マルチスタンドの材料と詳しい作り方はこちら。ちなみにバナー代わりに使えるアルコールランプもDIYできる。
スツール
次に紹介するのは、木と麻ひもをつかった素朴な「スツール」。まさか手作りとは思えない見た目。キャンプやフェスで、ちょっと腰かけるのにぴったりだ。
1、土台を組み上げる
釘を使っていないのもポイント。脚になる角材にドリルで穴を空け、そこに木工用ボンドを塗布して丸棒を差し込み組み立てる。
バインダー用麻ひもを使い、座面をひたすらしっかり編んでいく。
組み立てはそんなに難しくありませんが、座面の編み込み作業、これがなかなか根気がいります。きつめに隙間なく編み込んでいくのがきれいに仕上がるコツです(むく太郎さん)
スツールの材料と詳しい作り方はこちら。
ドリップスタンド
いつもよりも早起きして、朝靄の中で飲むコーヒーは格別。最後は、そんな時に活躍してくれる「ドリップスタンド」。もちろんインドア派にもおすすめだ。
カップを置くためのトレーのサイズに合わせて墨付けし、枠を抜き取る。
2、ダボピンをセットするサイドに設置する柱板にバーを設置する穴を開ける。ダボピンという道具を使うと、対になる板の同じヶ所に穴開け位置を付けられる。
3、塗装するバーナーで焼いた後古材感が出るように加工したら、バターミルクペイントをラフに塗り込み、乾く前に布でランダムに拭き取るとシャビ―な雰囲気に。
4、組み立てる柱板とカットした真鍮のバー、底板を組み立てる。
コーヒーをドリップするときに使用するサーバーやカップのサイズや実際の動作を確認してから製作することをおススメします(むく太郎さん)
ドリップスタンドの材料と詳しい作り方はこちら。
予算を抑えらる上に、アウトドアに出かける前に、DIYというイベントも楽しめる。楽しさ2倍のDIYアウトドアグッズ。キャンプの予定はないけれど、とりあえず作りたくなったという人も、DIYサラリーマン・むく太郎EXをチェックしよう。
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