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取り扱うのは定番品ばかり。暮らしに寄り添うモノを揃える「cotogoto」(杉並区)

2017/08/09 11:30 投稿

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同じ商品を買うにしても、居心地の良い店で30分悩みぬいてから購入するモノと、ネットのレコメンドやタイムセール項目から1クリックで購入するモノでは、大きく異なる。とはいえ棚の並び方や商品セレクト、店員さんとの距離感など、自分の購買欲をかきたてる、マッチする店を見つけることはなかなか難しい……。

そこでROOMIEが厳選した、さまざまなジャンルのショップをご紹介。実際に足を運んでみて、通いたくなるようなショップを見つけよう。

cotogoto



URL:http://www.cotogoto.jp/
住所:東京都杉並区高円寺南4-27-17-2F
電話番号:03-3318-0313
営業時間:11:00-20:00
定休日:無休

2012年4月29日オープン。同じ高円寺内の別の場所で展開していたが、2015年春に現店舗に移動。

今回は副店長を務める栗原悠太さんにお話しをうかがった。

コンセプト

「日本の素材を使い、職人が丁寧に作り上げた、暮らしに寄り添うモノを発信していく」がコンセプト。まだまだ取り扱いきれていない分野もあるが、日本全国にある暮らしに関する道具を販売している。

キッチンアイテムや器からスタートし、現在では服飾小物から掃除アイテムまで、ライフスタイル全般のモノを揃える。

季節のアイテムは多少変更がありますが、基本的には定番アイテムをずっと置いているので、アイテムのラインナップはほとんど変わりません。

限られたスペースの中、どんどん商品も増えてくるので、月に2回ほどアイテムの並べ方を変えるなど工夫して見せています(副店長・栗原さん)

客層

キッチンアイテムを多く揃える店だけあって、30~40代の女性が多い。続いて夫婦や子連れの来客も多いのだそう。

最近は、キッチンアイテムにこだわる男性客も増えてきましたね。細かいアイテムにこだわる方が増えているように思います(栗原さん)

月に1回イベントを開催

2016年の3月から、月に一度イベントを開催している。「かご・ざる展」「ほうろう展」、ROOMIEでも紹介した「家事問屋展」の他、作家さんの個展など、内容もテーマも個性的なものばかり。

特に昨年100種類の自然素材の道具を集めた「かご・ざる展」は多くのお客様で大変賑わったため、今年はさらにアイテム数を増やして開催した。

イベントでは季節などに合わせた切り口で、いつもは扱っていない商品を集めたり、まだ世に出ていない新しいアイテムを紹介することも。さらに、作り手や商品のことをより深く知ってもらえるよう、製造工程の展示なども行なっています。

実店舗のイベントだけでなく、WEBでは連載企画「工房訪問」と題してふた月に一度程度、取り扱っている商品の作り手を取材し、込められた想いや商品ができるまでの工程を紹介するなど、WEB展開も力を入れています。

スタッフおすすめアイテム

HASAMI×cotogoto オリジナルカラー


長崎県波佐見町で作られる「HASAMI」というブランドの、cotogotoオリジナルカラーのカップ。

通常はカラフルな色づかいが多い「HASAMI」だが、cotogoto5周年を記念して作られたのは、落ち着いた色合いの「生成り」と「鉄黒」。男女ともに使いやすく、生活の中に馴染みやすい、cotogotoらしいカラーのオリジナル商品だ。

家事問屋 ホットパン


開発に3年かかったというホットパン。焼く際、パンの耳の部分はプレスされずに焼けるので、ふっくらと仕上がる。IHにも対応しており、cotogotoにある家事問屋商品の中でも売れ筋だという。

今後のショップづくり

現在店に置いている定番アイテムの品揃えは、あまり変わらないと思います。定番アイテムをみなさんに使い続けていただくことで、「暮らしに寄り添うものはcotogotoにある」ということを発信していけるといいですね。

イベントの方はいろいろなアイデアがあるので、お客様に楽しんでもらえるよう工夫しながら今後も企画していきたいと思います(栗原さん)

cotogoto

Photographed by Kayoko Yamamoto

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