そしてついに、日本で蒸留するクラフトブランデーが誕生しようとしている。
広大な“元薬草園”を蒸留所に
場所は房総半島のほぼ中央に位置し7割を森林が占める緑豊かな町、千葉県大多喜町。
元薬草園を引き継ぎ、敷地内で栽培している植物や果実などを原料に用いた、ユニークで高品質なボタニカル・ブランデーを作るプロジェクトが始まろうとしている。
きっかけは南ドイツの田舎で作る蒸留酒
ブックショップ「UTRECHT(ユトレヒト)」を東京、代官山にオープンし、書店、出版、輸入や輸出、卸売など、本にまつわるさまざまな業務に関わってきたという、今回のプロジェクトの発起人・江口宏志さん。
江口さんは国内外のアーティストや出版社などと交流を持つ中で、ドイツの「Revolver」という出版社と出会う。その会社の代表、クリストフ・ケラーが会社を退き、南ドイツの田舎で蒸留酒を作っているという雑誌の記事を見つけ、蒸留に興味を持ち始めた。
その後、江口さんは会社を辞め、南ドイツの蒸留所で修行を始めたのだ。
敷地内で栽培している植物、果実などを原料に
5000坪を超える広大な敷地に、約500種類の薬用植物が植えられた千葉県のこの土地に出会い、それらを原料に用いた高品質なボタニカル・ブランデーを製造しようというわけだ。
日本に眠る資源を活かして、新たな商品・価値を提供していこうとするこのプロジェクト。ぜひとも蒸留所をつくり、ボタニカル・ブランデーを世に出して欲しい。
リターンのコースなど、詳細はプロジェクトページをチェック。
元薬草園を改修して日本初のボタニカルブランデー蒸留所を作る [Readyfor]
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