ケールはきゃべつの仲間で「緑黄色野菜の王様」とも言われており、葉酸などビタミンB群、ビタミンC、カルシウム、カリウム、ポリフェノールなどが多く含まれる。
そして注目すべき成分はスルフォラファン。ブロッコリーにも含まれるフィトケミカル(植物性化学物質)の一種で、すぐれた解毒作用と抗酸化作用を持つ話題の成分だ。がん予防や胃壁に棲みつくピロリ菌を撃退する効果、肝臓の機能を高める働き、血液をサラサラにする効果がある。
スルフォラファンは苦み成分でもあり、刻んだりすり潰したりすることで増加するそう。ケールは青汁の原料として知られているが、苦みの原因はスルフォラファンというわけだ。
「ケールとささみのタルティーヌ」は、お手軽ホワイトソースを使った、軽めの仕上がり。それはオリーブオイル+バターにして油分を少なめにし、牛乳を多くするから。ささみを鶏もも肉に変えてボリュームアップしても◎
『ケールとささみのタルティーヌ』
材料(2人分) ・ケール(2枚)・ささみ(1本)
・新じゃが(小1個)
・米粉または薄力粉(小さじ2)
・バター(5g)
・牛乳(120㏄)
・オリーブオイル(大さじ1)
・塩(少々)
・ブラックペッパー(少々)
・ナツメグ(少々)
・ピザ用チーズ(適量)
・カンパーニュ、バゲットなどお好みのパン(適量)
作り方
STEP1ケールの芯の部分は斜め薄切りにし、葉の部分は2センチ幅くらいに切る。
STEP2ささみは小鍋にかぶる量の水と酒(分量外:小さじ1)を入れて茹で、食べやすい大きさに手でさく。
STEP3新じゃがはラップをして電子レンジで加熱し、2センチ角くらいに切る。ふつうのじゃがいもの場合は、皮をむく。
STEP4フライパンにオリーブオイルを入れケールの芯を1分ほど炒め、ケールの葉を加えさらに炒める。
STEP5しんなりしたらささみ、じゃがいも、塩、ブラックペッパーを加えて炒め、馴染んだら米粉を加えて炒める。
STEP6粉っぽさがなくなったらバターを加えて混ぜ、牛乳、塩、ブラックペッパー、ナツメグを加えてさらに混ぜ、シチューよりかために仕上げる。ゆるく仕上げるとパンに乗せにくくなるので要注意。
STEP7パンにSTEP6をのせ、ピザ用チーズをまぶし、トースターでこんがり焼く。
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