「WIRED CAFE」をはじめ、さまざまなカフェを手がけるカフェ・カンパニーが浅草につくった「WIRED HOTEL ASAKUSA」は、あのACE HOTELを手がけたポートランドのクリエイティブチームOMFGCOがブランディングやデザインに関わっていることでも話題。
4月のオープンから約2ヶ月半を経て、反響なども聞いてみた。
コンシェルジュは地元の人たち
photo by Nacasa & Partners Inc.
WIRED HOTEL ASAKUSAのコンセプトは「LOCAL COMMUNITY HOTEL」。世界各国からの旅行者も地元に暮らす人々も、そこに集う誰もが自由につながる場を目指している。
その特徴のひとつが、東京で生活する「アンバサダー」の存在だ。徒歩圏内の1MILE、関東近郊の100MILEで、東京に遊びに来た友人を連れて行きたい、とっておきのスポットや体験を紹介してくれる。情報はWEBサイトでチェックできる他、ホテル1Fのカフェ&バーのイベントで直接聞く機会もある。
photo by Haruki Kodama
photo by Kei Taniguchi
「旅行者みんなが行くところではなく、地元の人しか知らないようなスポットにも行ってみたい」そんなニーズにも応えてくれるだろう。
ラグジュアリー派もカジュアル派も
photo by Nacasa & Partners Inc.
客室のタイプは、ペイントハウスからドミトリーまで幅広い。もちろん通常のスタンダードな客室もある。
photo by Nacasa & Partners Inc.
photo by Nacasa & Partners Inc.
photo by Nacasa & Partners Inc.
ラグジュアリーに東京ステイを楽しむ旅行者、出張で滞在しているワーカー、カジュアルに旅を楽しむ若者……。
国籍も目的も年齢も実にさまざまな人々がひとつのホテルに集い、ボーダレスな風景が生まれている。
photo by Haruki Kodama
photo by Haruki Kodama
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浅草や関東近郊のアーティストや職人が手掛けたアイテムが客室を彩る。
オープンしてから2か月半の反響は?
photo by Nacasa & Partners Inc.
オープンから2か月半。担当の方に反響を聞いてみたところ、特にオープン前から開催している食・呑み・観光・交流イベントシリーズ「1mile x 100mile」は人気で、従来の参加者に加え、地元の方、旅行者の方などの交流の場になっている様子だ。
また、日曜午後に開催する、貴重な日本酒がガチャガチャで当たる「gachagacha sunday」も好評だという。
客室の作品や備品をコラボした作家さんが1Fカフェに立ち寄ったり、毎月第1・3水曜日に開催している「スナックナイト」に近所の方が来店したりと、地元の方との交流も自然に発生しているようだ。
photo by Kei Taniguchi
今後はマーケットなどの企画も予定しているとのこと。東京在住でも参加してみたいイベントも要チェックだ。
社名にもなっている「CAFE」は、単なるコーヒーショップを意味するものではありません。
「CAFE」=「Community Access For Everyone」
みんなが集まるコミュニティの場、という意味です。
カフェ・カンパニーの企業理念にこんな一説がある。この「WIRED HOTEL ASAKUSA」も、いわばホテルの形をした「CAFE」。浅草ではじまったこの新しいコミュニティを、ぜひ一度、体験してはどうだろうか。
photo by Kei Taniguchi
WIRED HOTEL ASAKUSA110-0032 東京都台東区浅草2-16-2 浅草九倶楽部 1F / 3F〜10F
TEL 03-5830-7931
info@wiredhotel.com [WIRED HOTEL ASAKUSA]
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