プラスチックやガラス製、形や大きさも、いろいろな用途に合ったものが発売されている。
その中でも人気が高いブランドといえば、100年以上前からドイツの家庭で親しまれている「WECK」。煮沸密閉すれば、逆さにしても中身が漏れず、安心して使うことができる。
現在全29型あり、砂糖や塩、小麦粉などやジャム、きんぴらごぼうに梅ぼし、コーヒー豆、だし汁など、粉物から汁物までの保存に対応。
そのまま食卓に出してもシンプルで素敵な食器として使えるのもよい。
そして、さらに「WECK」の使い勝手を向上させるアイテムとして、クリップ&パッキンで留めるよりも簡単で、密閉度の高いシリコン製専用蓋が発売された。
この蓋を使えば、液体を入れて横にしても漏れない。ドアポケットや野菜室にしか入れることができなかった大型容器も、横にして棚にしまうことができる。昆布を一晩つけて出汁を取ったり、自家製ジュースを保存したり、ドレッシングの保存もお手のものだ。乾物なをしまっておくのにも重宝する。
これでオフィスやアウトドアなどに弁当を持って出かける時にも、汁漏れなどを気にしなくてよくなりそう。
ちなみに「WECK」で瓶詰めすることを意味する「einwecken(WECKする)」という言葉が、正式なドイツ語の単語として認められているという。それほど、人は保存するという文化を大切にして生きてきていると言えるだろう。もちろんドイツだけでなく、日本でも。
これからも「WECK」とともに、大切なものを、明日へ、未来へ保存しよう。
WECK Silicone cap [WECK]