岡山県西部から広島県東部にわたる備中備後地域。この地域が高品質な国産デニムの産地であることをご存知だろうか。
デニムの産地としての魅力を世界にアピールするべく、地元の行政とデニムメーカーが連携してスタートさせたのが「備中備後ジャパンデニムプロジェクト」。
その一環として発表されたPRムービーが注目すべき内容だ。
タイトルは、「BICHU BINGO JAPAN DENIM STORY」。高品質なデニムが生まれるまでの歴史や製造過程をアニメーションで紹介している。
勘のいい人なら、画像を見て気付いたはず。このアニメーションは、濃淡の異なる複数のデニム生地を使用して制作されたもの。その名も、「デニム」×「アニメーション」=「デ二メーション」。
デ二メーション実現のために、日ごろはライバル関係でもある地元のデニムメーカーが生地を提供し合い協力。協力企業は15社にも上る。
使用したデニムの総量は、なんと約50種類、約200㎡。1シーン1シーンを丁寧に作り上げ、制作期間に5か月も要した力作だ。
特に、この綾織りシーンは1秒あたり24時間以上もかかったそう……。
作り手の思い入れを感じながら、ひとつひとつのデニムの美しさをじっくり味わいたい。
BICHU BINGO JAPAN DENIM STORY [備中備後デニムプロジェクト]、[「備中備後デニムプロジェクト」公式FACEBOOKページ]コメント
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