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「橋」を手がかりに暮らしの変化をたどるイベントが、神田祭に合わせて開催

2017/04/17 20:00 投稿

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日本橋、京橋、二重橋、水道橋、浅草橋、新橋……東京の地名や駅名には「橋」の付く名前が多い。橋として残っているもの、移動したもの、名前だけが残っているもの、と現在の姿はさまざま。この大都市が川とそして橋とともに移り変わってきたことがうかがえる。

そんな人々の暮らしを支えてきた橋に目を向けて、東京から江戸までを振り返る企画展がアーツ千代田3331で開催される。東京を代表する大祭神田祭にちなんで4月30日から始まる「橋を渡る 〜東京から江戸へ〜」を紹介する。

神田祭とは?

東京都千代田区の神田明神で行われる祭礼。江戸時代から「日本三大祭り」「江戸三大祭り」のひとつにも数えられている。

氏子の町をめぐり日本橋から万世橋を渡って神田明神へ、東京の下町を盛大に巡行する神輿と練り物をひと目見ようと多くの見物客で賑わう。今年は5月11日(木)~17日(水)の日程で開催される。

橋を渡り、昔の東京を振り返る

今川橋から撮影した神田祭(明治17年撮影/神田明神所蔵)

そんな神田祭にちなんで、神田明神にもほど近いアーツ千代田3331で開催される特別企画展が「橋を渡る 〜東京から江戸へ〜」だ。

神田祭で練り歩く下町付近は、江戸の頃も、東京と呼ばれるようになった今も、川と橋の町。そんな町の風景と暮らしがどう変わってきたのかを、さまざまな展示を通して橋を手がかりに振り返る。

「筋違御門」(木下栄三・画)

橋と通りにまつわる古写真や古地図などの展示の他、明治17年の神田祭、2つの重要な道が手前で交わる筋違橋御門の退場と万世橋の登場など、時代とともに消えたり移動したりしてきた、東京の橋の歴史をたどる。

「三三三市」など関連イベントも盛りだくさん

展示期間中アーツ千代田3331では、江戸を感じられる関連イベントが多数開催される。いくつかピックアップして紹介しよう。

「三三三市/”お江戸” 再生・モノ市」

江戸の青空市として有名だった現・東神田の「柳原の古着市」から着想し、「江戸から受け継ぐリサイクル魂」をテーマに開催されるマーケット。古道具や古着、着物などが賑やかに並ぶ。

メンズ着物のROBE JAPONICAではオリジナルテキスタイルのハギレも販売
古道具Neglaからはレトロ雑貨や古着を販売

三三三市 “お江戸” 再生・モノ市出店者:古道具Negla/晴レノヒマーケット/ROBE JAPONICA/小熊山雑貨店/otanishop/バッジ屋3331 他、調整中
日時:5月3日(水・祝)12:00~17:00
料金:入場無料 立川志の春落語会 TOKYO⇄EDOコラボ企画

神田の青物市場が登場する落語『千両蜜柑(せんりょうみかん)』の後、当時ご先祖さんが茶屋を営んでいたというゲストの話を聞ける。

出演:立川志の春(落語家) 
ゲスト:たてやま西平(旧神田市場・市場茶屋)
日時:5月7日(日)15:00~16:30
料金:2,500円(果物の試食付) 神田囃子体験講座

祭に欠かせないお囃子。叩く姿もかっこいい。本物の締め太鼓を叩きながら江戸のリズムが体験できる。

指導:神田囃子 諫鼓
日時:5月7日(日)10:30~12:00
料金:子ども500円、大人1,000円

その他にも、関連イベントは多数予定されている。詳しくはアーツ千代田のホームページをチェックしよう。

アーツ千代田3331 特別企画展 「橋を渡る 〜東京から江戸へ〜」

日時:2017年4月30日(日)~5月14日(日)11:00~18:00(会期中無休)
会場:アーツ千代田3331 1階 104&コミュニティスペース
料金:入場無料

「橋を渡る 〜東京から江戸へ〜」アーツ千代田3331]、三三三市 “お江戸” 再生・モノ市 [facebook]

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