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醬油で汚れてもサッと落とせる。京都西陣織の技術を用いたネクタイ

2017/04/07 20:30 投稿

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スーツで仕事をする人に、ネクタイは欠かせない。毎日着用するものだからこそ、細部にこだわったアイテムを身につけていたいものだ。今回は京都西陣織の技術を取り入れた、新しいネクタイを紹介する。

イチクロの布施さんは、味噌汁をネクタイにこぼしたことから新しいアイディアを思いつき、商品化に向けてすぐに走り出す。しかしながら、ネクタイの販売実績がないことや売上のめどが立ちにくいという理由から、なかなか製造メーカーに受け入れられない。なんとか作ってもらっても、柔らかい手触り、品のよい見た目、理想的な風合いをなかなか出せずにいた。

そこで、質の高い生地があると聞いて向かった京都で、大平織物の平井社長と出会う。

平井社長に、理想的なネクタイ作りについて相談したところ、「パールトーン・ハイグレード加工」という技術を知る。

「パールトーン・ハイグレード加工」とは高級な着物を守る加工で、シルクの風合いのよさをほとんど変えない状態のまま撥水と抗菌機能性を付与するというもの。

まさに布施さんが求めていた技術。これをもって、商品化に向けたプロジェクトが動き出した。


西陣織を使用した質の高いネクタイだが、低価格かつ撥水加工を施しているので、使い勝手のよい商品となっている。

ネクタイに落ちた醬油が、きれいに落ちている……!

ただいま布施さんは、クラウドファンディングサイト・READY FORで資金を調達中。

日本の伝統技術を用いて、日常シーンの問題を解決させる実用的なつくり。気になる人はぜひプロジェクトページを覗いてみてほしい。

日本の伝統技術、汚れない美しいままのネクタイを知って欲しい [Readyfor]

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