こちらは「AIR OPUS」という、90秒で自動に住居へ変身する進化系キャンピングカー。
最初に屋根部分を広げ、サッとセットアップするだけ。後は自動で空気が入り膨らむので、それを見ているだけだ。
テントキャンプの場合、テントやギアを持って行き自分で張ったり、片付けに手間がかかる。そこが「キャンプの醍醐味だ!」と思う人もいと思うが、慣れていないと「面倒だな~」と考える人は多い。
対して、牽引するキャンピングカーはその重さを運べるパワーの車が必要。キャンピングカー自体が重く、移動時にガソリン代がかかるのだ。さらに、高さがあるため運転中前後左右が見えにくく、駐車も難しい。
このポップアップ式のキャンピングカーは、テントキャンプとキャンピングカーの中間のようなもの。もともとこのスタイルのキャンピングカーはあったが、テントポールに「エアーポールテクノロジー」導入し、自分でポールを組み立てずとも空気で自動にテントが張れるのは画期的だ。
また、移動中は高さがないので運転しやすく、屋根の部分が頑丈なアルミニウムのため、カヤックや自転車を載せて持ち運べる点はうれしい。
2つのダブルベット、2口バーナー付キッチン、ソファー、テーブル、キャビネットまで完備されており、室内も広々している。
トイレやシャワーがないのが少し残念だが、オプションでポータブルトイレやシャワー、映画好きならシネマシステムも設備可能と、自分好みにカスタマイズできる。
狭い道が多い日本。キャンピングカーは運転が大変で駐車する場所が限られている。その点この「AIR OPUS」は、運びやすく設置も簡単だ。
2017年、4月発売開始予定。テントキャンプからひとつ上のランクを目指したいキャンパー! 今年の夏はこれで出かけてみるのはどうだろうか。
[AIR OPUS]
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