休日ともなると幅広い世代が散策にやってくる谷根千。地元に根ざした個人店も多く、住みやすい街としても人気のエリアだ。その谷根千にまたひとつ、通いたくなるお店が誕生した。

オープンから約1ヶ月、すでに地元の人たちのお買い物コースのひとつになっている様子の愛情一筋八百屋「VEGEO VEGECO 根津」を紹介する。

VEGEO VEGECOとは?

宮崎県から全国各地へ、こだわりの野菜を届ける宅配サービスを運営するVEGEO VEGECO。レシピとともに青果が届くスムージーセットからスタートし、現在は野菜BOXやぬか漬けセットなども扱う。

理念としているのは「農家さんをハッピーに」。そのために以下の2つを柱に考えているという。

①農家さんから青果を正当な価格で買い取ること
②農家さんのこだわりや想いをお客様へお届けすること

その想いがいよいよ強くなり、「農家さんとお客さんがつながれる場をつくりたい!」と、実店舗のオープンに向けて動き出したのだ。

8坪から日本の食卓を変える

クラウドファンディングを利用

VEGEO VEGECO 根津のオープンに向けては、クラウドファンディング「CAMPFIRE」でも資金を集め、目標額を達成している。もう締め切ってしまっているが、資金援助のリターンがとても魅力的。店舗で使える野菜チケットやコールドプレスジュースのセット、VEGEO VEGECOのスタッフによる宮崎案内まである。

野菜が主役の内装

野菜が並ぶ木箱は、生産量日本一を誇る宮崎県産の「飫肥杉」でつくられた特注品。

白壁の店内にこの木箱が壁一面に並ぶ内装は、これまでの八百屋のイメージとは一線を画すシンプルでクリーンな印象。置かれた野菜たちがきらきらとより輝いてみえる。

宮崎から届くこだわりの野菜たち


わずか8坪の店内に並ぶのは、宮崎で育った無農薬や減農薬の地球と人にやさしい野菜や果物たち。スタッフが農家を直接訪ねてそのこだわりを学びながら選んだ、とっておきの商品ばかりだ。そのままでも十分味わい深いので、料理はなるべくシンプルなのが一番。そしてまずは、料理をする前にひとかじりしてみてほしい。そのおいしさに驚くはずだ。

農家さんがお店にやってくる!

VEGEO VEGECOが目指すのは顔が見える八百屋。一番の理想は、農家さんの手から直接渡すことだという。実際に、農家さんを店舗に招く試みもしている。本当に顔が見える野菜を買うことができるのだ。

いま食べようとしている野菜は、誰かが心を込めてつくったかけがえのないもの。それに気がつくだけで、日々の食卓への想いはより深く豊かになるはず。

谷根千散策の締めくくりは、野菜の話を聞きに、愛情たっぷりの八百屋さんへ寄ってみては?

「今日欲しいけど根津まで行く時間がない」という人は、都内の一部エリアに限られるが、アプリで簡単に注文できて最短1時間で届くデリバリーサービス「VEGERY」もチェックしてみよう。

VEGEO VEGECO 根津
店舗住所:東京都文京区根津1-26-5
電話番号:03-3827-4831
定休日:月曜日 [VEGEO VEGECO]、8坪から日本の食卓を変える! [CAMPFIRE]
RSS情報:https://www.roomie.jp/2017/02/373507/