食器は料理をおいしく見せ、食卓を彩る重要な役割を果たす。ただ、「醤油皿」という決まった用途は、どちらかというと脇役でシンプルなものが多かったかもしれない。
しかし、ファン心を燃えたぎらせる、こだわりの醤油皿が登場した。1977年に第1作品目が公開されてから40年にわたり、世界中のファンを魅了するSF映画『スター・ウォーズ』と有田焼がコラボレーションした醤油皿「STAR WARS™ SOY SAUCE DISH」だ。
「STAR WARS™ SOY SAUCE DISH」は、伝統的工芸品が持つ「美・技・物語」の魅力を国内外に向けて発信するROWEN JAPANが発表した。醤油などの調味液を皿の溝部分に注ぐと、スター・ウォーズの「DARTH VADER™」「STORMTROOPER™」「C-3PO™」「R2-D2™」の4キャラクターが浮き出てくる。
400年以上にわたり、佐賀県有田町を中心に製造される「有田焼」。土づくり、成形、焼きにいたるまで「STAR WARS™ SOY SAUCE DISH」独特の形状を実現すべく、多くの職人たちが力を注いで完成した一品。
素材となる陶石には、国内の上質な天草陶石が使用されており、焼成は1,280度で18時間と長い時間をかけて焼き上げている。これによって、有田焼特有の強度と透明感が生まれるのだ。
いい塩梅で醤油を注がないと、キャラクターたちの顔はうまく浮かび上がらない。だからこそ、姿が浮かび上がった時には喜びもひとしお……かも。
日本の匠の技が詰まった有田焼だからこそ、和の食卓に映える醤油皿だ。食洗機や電子レンジに対応しているのも嬉しい。
4皿セットで11,380円(税抜)となかなかの値段だが、料理はもちろん、醤油を注ぐ行為自体が楽しみになりそうだ。
STAR WARS™ SOY SAUCE DISH [ROWEN JAPAN]
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