DIYの方法を紹介するサイトは国内外に数多くあり、つい先日はYoutubeのDIYチュートリアルを見て、4人の子どもたちと家を建てた母親のことがCBS NEWSで紹介されていた。今、さまざまなDIYにチャレンジする人が増えているのではないだろうか。
とはいえ、忙しい日々でなかなか行動に移せないこともあるし、賃貸では退去時に原状復帰が求められることもあり、少し敷居が高いと感じている人も多いかもしれない。
そんな中大阪府住宅供給公社は、1971年に建設された大阪府の泉北ニュータウン・茶山台団地において、公的賃貸住宅では日本初の取り組みとなるDIYインストラクターによるレクチャー付き賃貸住宅の募集を行う。
「DIYで育てる暮らしプラン+マンツーマンレクチャー」プランは、プロのインストラクターがDIYのやり方を5日間丁寧にレクチャーしてくれるもの。床材の張り替えやカウンターテーブルの制作など、初心者には難しいDIYに挑戦できる。
材料や道具は講師が用意してくれるので、初めてDIYをする初心者でも安心。
レクチャー終了後、実際に住むなかでDIYについてわからないことがあれば、インストラクターにアドバイスをもらったり、道具の貸し出しについて相談ができる。さらに、賃貸借契約後の3ヶ月間を「DIYレクチャー期間」とし、なんと家賃が無料になるのもうれしすぎるポイントだ。
賃貸では通常「原状回復の壁」があるが、このプランではDIYを満喫できるよう、住宅内部のDIY部分については退去時に原状回復義務がない。つまり、元に戻すことを気にせず、思う存分自分だけの空間づくりを楽しむことができる。
ちなみに、今回レクチャーが受けられるDIYメニューは大阪府住宅供給公社のWebサイトをチェック。
茶山台団地では、若い世代が快適に暮らせるよう、室内をリフォームやリノベーションしたり、マルシェを開催するなど、さまざまな団地再生プロジェクト「響きあう ダンチ・ライフ」が進行中。
いわゆる「団地」で建物自体は古くなっているものの、ゆとりのある住棟配置で、緑が多い。最寄り駅周辺には百貨店や商業施設があって買い物も便利だし、大きな公園や幼稚園、小学校も隣接しているため、住環境はよさそうだ。
2月4日(土)、5日(日)には予約不要でオープンルームが開催される。ここだ! と思ったら、その場で申し込みをしよう。複数の申し込みがある場合には公開抽選が行われる。
新しい試みに取り組む団地で、自分たち好みの部屋をDIYして住む。ワクワクする暮らしが待っているに違いない。
DIYで育てる暮らしプラン+マンツーマンレクチャー[大阪府住宅供給公社]