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香川県・小豆島で「害獣」と呼ばれる野生動物の革を使ったバッグ

2017/01/23 20:00 投稿

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香川県・小豆島を拠点にし、「min.good(ミングッド)」というプロジェクトを行っている上杉新さん。

彼がクラウドファンディングサイト・CAMPFIREにて展開するバッグが、非常に興味深い(プロジェクト自体は2017年1月20日をもって、408,000円を集めサクセスし終了)。

2013年に東京から移住した上杉さんは、2016年、日本の自然の素晴らしさに惹かれ「min.good」というプロジェクトを立ち上げた。自然と人間の生活を繋げ、より豊かな暮らしを追求していくことをミッションとし作り上げたのは、狩猟や有害捕獲で駆除された「イノシシ」や「シカ」の革を使用したバッグ。

小豆島で「処分すべき害獣」といったイメージの強い野生動物から、人間が「喜び」「嬉しさ」を享受することができないかと考え、シンプルで使いやすく、ずっと愛着をもって長く使えるようなバッグを作り上げた。

小さな離島で暮らす老夫婦のものがたり from min.good on Vimeo.

自然豊かな土地に暮らす猟師のものがたり from min.good on Vimeo.

また、商品をプレゼンテーションする用に「絵本」を作成。ブランド発足の背景をできるだけわかりやすく伝えられる内容となっており、その絵本の動画も作成した。



展開するのは4タイプのバッグ。イノシシの革を使用したSISI TOTEシリーズ「Medium」「Large」の2タイプ、シカの革を使ったSHICA BAGシリーズは「One Shoulder」「Clutch」の2タイプ。

イノシシ革は柔らかく、丈夫な革質が存分に活かされており、経年変化を楽しめる。


一方でシカの革は、肌触りがとっても気持ちよく、しなやかでやわらかく、軽い。それを活かし持ち運びのしやすいバッグに仕上げている。

それぞれ、動物の革の特性に合わせて作っており、「使いやすさ」にも気を遣った仕上がりとなっているのだ。



今後はリュック、小さいサイズのバッグ、小物の作成などなど考えているとのこと。上杉さんのモノづくりに、今後も期待したい。

香川県・小豆島でバッグをつくりました。イノシシやシカとの関係を変えるプロジェクト [CAMPFIRE]

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