部屋づくりのアイデア、お気に入りの家具やアイテムなどの紹介を通して、リアルでさまざまな「暮らしの在り方」にフォーカスする、お宅訪問連載「みんなの部屋」。2016年の春から始まったこの連載、早くもvol.50が近づいている。
個性的な部屋をたくさん取材させていただいたが、その中でベストな空間を部門別に、ROOMIE編集部の独断と偏見で選んでみた。
ベストなダイニング
ライフスタイルまわりの編集・執筆をされている山村光春さんの部屋は、手入れの行き届いたヴィンテージマンションに、こだわりのインテリアで、唯一無二の空間になっていた。ダイニングは食事スペースであり、リラックススペースでもある。布地を張り替えた椅子や、外国のビンやパッケージに詰め替えることで生まれる部屋の統一感には脱帽。さすが「2拠点生活」者は、居心地のいい暮らしに敏感なのだ。記事はこちら:眺めのいいビンテージマンションで、40代独身ライフを謳歌する
ベストな趣味部屋
Webデザイナーの土居充さんと奥様の趣味は、音楽制作。部屋の真ん中にはふたりともそれぞれの音響室があり、それありきで部屋をリノベーションしたというから驚いた。趣味をとことん追求すると、部屋のあり方はおのずと決まる。記事はこちら:宇宙船のイメージが趣味部屋をつつむ家(港区・麻布十番)
ベストな仕事部屋
イラストレーター、デザイナーの伊藤和人さん、シラキハラメグミさんの部屋は、仕事場兼用。かつ、小さなお子さんもいるのだが、おふたりの感性を刺激するアートや、いい具合に使い込んだインテリアを詰め込んだ部屋の統一感はものすごかった。モノへのこだわりが、仕事も子育てもクリエイティブに。記事はこちら:子どもとオフィス兼自宅でスッキリ暮らすには?(新宿区)
ベストな収納
無印良品のインテリアアドバイザーである藤井さんは、さすが無印良品のアイテムを巧みに使った収納で、部屋から見事生活感を払拭していた。無印のユニットシェルフで服を整理整頓したり、市販の洗剤を無印良品のシンプルなパッケージに入れ替えたり。ユニットシェルフを使ったキャットタワーも見事だった。記事はこちら:ネコ好きの無印インテリアアドバイザーは、自宅で何をどう使ってる?(世田谷区)
ベストな植物
インテリア事業を営む久保寛人さんの部屋は、まるで植物園。品種改良されていない、野性的な品種にこだわり、森の中にいるようなリラックス感が味わえた。あくまでのびのびと、ランダムでラフに配置しているのがポイント。記事はこちら:植物と暮らす、都心マンションの小さなオアシス(新宿区)
ベストなリノベ部屋
編集者の徳島久輝さんは、ヴィンテージマンションを、ホテルを意識してリノベーション。閉塞感をなくすためのガラス張りの寝室や、ホテル仕様を意識したベッドヘッド、なによりそれがヴィンテージでレトロモダンな雰囲気が残る部屋と相まって、憧れのリノベ部屋が完成していて心底うらやましかった。記事はこちら:まるでホテルのような明るさと清潔感(目黒)
ベストなDIY
建築デザイナーの平井龍之進さんと、フラワーデザイナーの好美さん夫妻の部屋は、店舗スペースと住居スペースを繋げた約100平米。広い店舗スペースでは、ワークショップを開いたり友人を招いたり。そのため、いつでもレイアウト変更可能なパレットを利用したリビングスペースや、工事現場で使われる脚立を利用した格安ディスプレイシェルフなど、建築デザイナーならではのDIYが光っていた。記事はこちら:まるで温室…30人集まれる、100平米の自由な間取り(荒川区・町屋)
ベストな男子感
会社員のK.Mさんの部屋は、愛する『水曜どうでしょう』グッズや細々したアイテム、DIYしたスノコ棚、マスキングテープ・アートなどなど、とにかくいい具合に雑然としていた。男子のひとり暮らしとカルチャー感がほどよくミックスした部屋は、ROOMIEらしいで賞もあげたい。記事はこちら:ファッションと『水曜どうでしょう』を愛するDIY男子(学芸大学)
ベストなペット
猫を飼っている住人さんが多い中びっくりした、フクロウ2羽と人間ふたりの暮らし。全写真に入れこまざるを得なかったフクロウ、そのかわいさと普通に飼うことができるんだということに、ただ感動した。記事はこちら:2羽のフクロウと穏やかに暮らすカップル(梅ヶ丘)
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