離婚の養育費、慰謝料、財産分与、親権、調停、不倫、浮気

「誰かに決めてもらう」をやめて、残りの人生を好転させよう

2014/09/29 13:50 投稿

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先日、ついにレジタル一眼を買ってしまいました。
露木行政書士事務所・露木幸彦と申します。

自分へのご褒美くらい奮発していいはず。「欲しい、欲しい」と思っていたものが
いざ手に入ると、なおさら嬉しい。


先週、届いたところばかりで、本体はもちろん、
箱もオシャレでテンション上がりました!


カメラはズブの素人ですが、せっかく撮るのなら。

一眼レフではなく、ミラーレスなので、
ぜんぜん大したことないのですが
これからも、いろいろなところに行って、
見て、そして撮れれば最高ですね。






現在、私が執筆している日経新聞の連載「男と女のマネー学」ですが
おかげ様で本日、7回目が公開されました。
今回は「離婚しても子供を父親の扶養に入れる方法」です。
ぜひぜひ、ご覧いただければ嬉しいです。

http://www.nikkei.com/money/features/75.aspx?g=DGXMZO7724780018092014000000






さて前回は「草食系夫」という新人類が離婚という修羅場に直面した場合
どのようなトラブルが起こるのか、その詳細と解決法について
ご紹介してきました。今回はその続きです。

このメールのバックナンバーは「ブログ」で読むことができます。
http://ameblo.jp/yukihiko55/





4.自分で決められず、人生の決断を「人任せ」にし、
「みんな、そうなら仕方がない」と言う。



最近、「露木さんだったら、どうしますか?」と
質問してくる相談者が増えています。


例えば、妻が子供を連れて実家に帰ったとき、
妻が浮気相手と復縁しているのが分かったとき
妻がカウンセラーに離婚の相談をしていることが分かったとき。


私が同じ立場だったら、離婚しようと思うかどうか、
聞いてくるのです。



当然のことながら、相談者の人生ですから、
相談者本人が決めなければなりません。


「私だったら、○○○します」などと口が裂けても言えないので
まず「それは、今までの相談のなかで、
『どういう人が多かったか』という意味ですか?」と
質問をし返します。




そうすれば、相談者はうなずくので、例えば
「妻が子供を連れて、実家に戻ると、
心地よくなり、戻ろうとは思わなくなる。
ほとんどの場合、そのまま離婚に至る」と答えるのです。




それは経験則であり、一般論ですが、結局のところ、草食系男子は
「誰にも嫌われたくない」があまり、
「人並みに歩調をあわせる癖」がついているので
『みんな、そうなんだよ』と言えば、
途端に安心し、みんなと同じ道へ歩き始めるのです。





「逆ギレ対応マニュアル~今すぐ最強の離婚交渉術を手に入れる」
詳細・お申込はこちら
http://www.tuyuki-office.jp/rikon9027.html





突然ですが、1つ質問があります。



「実は・・・嫁と別れたいと思っているだけれど、
『離婚の相談』ってどこに行けばいいのかな?」



会社の同僚、学生時代の同級生、親戚の従兄弟。
そんな気の置けない間柄の面々がボソッと愚痴ってきたら。

あなたは何も労せず、楽々と即答できるでしょうか?

「ああ、○○○先生に頼めばいいよ」という具合に。
いや、それはなかなか難しいでしょう。



結局のところ、「離婚かぁ。お前も大変だな」と
合槌を打つだけで精一杯。
肝心要の質問にはお茶を濁すしかないでしょう。



しかし、無理もありません。




もともと「相談したい」という需要と「相談にのりたい」と
いう供給が全く一致しておらず、
需要より供給の方が圧倒的に少ないので仕方がないのです。
これはどういうことでしょうか?



まず需要ですが、離婚相談のニーズは年々、高まっているようです。
例えば、離婚件数はわずか15年間で21%も増えています。


(平成7年 199,016件→平成22年 251,000件。
厚生労働省・人口動態統計より)


現在、3組に1組が別れるという
「大離婚時代」が到来したと言えるでしょう。
(平成21年の婚姻数 717,734件 離婚数 253,353件)



一方の供給ですが、世の中には無数の「相談業務」が存在するのが現実で、
あくまで離婚はそのなかの1つに過ぎません。



試しにお近くの書店をちょっと
覗いてみてください。一定規模の書店には「暮らしの法律」と
いう棚があるので分かりやすいでしょう。



そこには税金や相続、会社設立の本は天高く積まれているのに対し、
離婚の本は申し訳なさそうな感じで、
端っこにちょこんと置かれているのが現実です。



これは離婚本の書き手が少ないことを意味しますが、
それは現場の相談業務も同じことで、
自分の専門分野を好きなように選べるのに、
わざわざ、離婚に特化しようと思うでしょうか?



いや、わざわざ「離婚」を選ぼうとは思わないでしょう。



「夫婦喧嘩、犬も食わぬ」と評されるように、
馬事雑言が飛び交う修羅場なのですが、
耳をふさぎたくても、ふさぐことが許されないのです。



そんな気が重い仕事は、誰もやりたがらないでしょう。
その結果、離婚の相談「元」は一定数、
存在するのに、相談「先」があまりにも少ないという
需給ギャップが発生するので、
離婚相談業務はいつまで経っても「すき間産業(=ニッチ)」で
あり続けるのです。



そう考えると、いざ、離婚を考えたとき、
まずはどこへ相談しに行けば良いのでしょうか?




あくまで一般論ですが、やはり、どの職業も長所と短所、
得意と不得意がありますから
あらかじめ、そのことを頭に入れた上で、
相談先を決めるのが得策でしょう。





<適材適所の例>


・カウンセラー→愚痴や不満を聞く。気持ちを整理する。
方向性を示す。

・行政書士(司法書士)→合意した内容について書面に残す。
作成のアドバイスをする。

・税理士→離婚に伴う財産分与について税金面のアドバイス、
書面作成、確定申告の代行など。

・弁護士→裁判所に提出する書面の作成、
示談交渉の代理など。



<適材適所ではない例>

・カウンセラー→離婚調停に一緒に来て欲しい。
相手を説得して欲しい。

・行政書士(司法書士)→浮気を許した後、
どのように夫婦の溝を埋めたらいい?

・税理士→養育費や慰謝料は、いくらまでなら、
税金がかからない?

・弁護士→離婚したいけれど、気持ちの整理がつかない。
どうしたらいい?




士業は書面の作成(行政書士、司法書士)、
確定申告(税理士)、示談交渉(弁護士)という仕事に、
報酬の重きを置いていることが多い。



だから、相談業務だけでは報酬的に割りに合わなかったり、
それらの仕事につながりにくい「相談」を嫌う傾向あり。




注)個人差、能力差あり。行政書士、司法書士、弁護士でも
カウンセラーを兼ねることができる人も。



セミナーDVD
『モンスターを退治して、一刻も早く「自由」と「お金」をゲットする6つの方法』
http://www.tuyuki-office.jp/seminar0212-dvd.html


◇ 相談の傾向(事務所の相談実績より)

・平成20年1月~12月 1,446人
男女比 

男性:375人(26%)女性:1,071人(74%)

年代別
男性
20代:60人(17%) 30代:206人(55%) 40代:59人(15%) 50代:50人(11%)
女性
20代:182人(17%) 30代:675人(63%) 40代:182人(17%) 50代:32人(3%)


・平成19年1月~12月 1,287人
男女比 
男性:231人(18%)女性:1,056人(82%)

年代別
男性
20代:66人(29%) 30代:94人(41%) 40代:62人(27%) 50代:9人(3%)

女性
20代:253人(24%) 30代:549人(52%) 40代:211人(20%) 50代:43人(4%)





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