クリスマス用ではなく、おせち用にローストビーフを作ってみました。
露木行政書士事務所・露木幸彦と申します。
隠し味の粉末こぶ茶が効いて、旨味たっぷりで美味でした。
前回から実家の母親が原因で、夫婦の間に亀裂が入ってしまったケースを
紹介していますが、今回はその続きです。
このメールのバックナンバーは「ブログ」で読むことができます。
http://ameblo.jp/yukihiko55/
次に2人目の母親は「嫁に好かれている」という勘違いしているせいで
息子夫婦に災いをもたらしたのですが、一体、何があったのでしょうか?
赤子は誰にとっても天使のような存在。子の誕生がきっかけで
親戚関係がぎくしゃくするなんて誰も想像だにしないでしょうが、
高橋豊さん(36歳)もその1人です。
豊さんに念願の我が子が産まれたのは4年前のこと。
豊さん夫婦は両親と同居しており、自宅から病院まで車で数十分の距離。
だから両親はその日のうちに孫の顔見たさに病院に駆け付けてくれたのですが、
私は首をかしげざるを得ませんでした。
今のご時勢で「新婚で両親と同居」なんて非常に珍しいですが、
どのように妻を説き伏せたのでしょうか?
豊さんの実家はいわゆる地主で、実家の土地もかなり広く、
今現在、建物は一軒(実家)だけですが、もう一軒、
新築することも十分に可能。
「少しだけ我慢して欲しい。
落ち着いたら別の家を建てるつもりだから。」
豊さんは「同居は最初のうちだけ」だと
強調して妻を納得させたそうです。
ところで田舎の旧家では、祖父母が孫のために学資保険に入り、
保険料は一括で祖父母が納めることは決して珍しくありません。
もちろん、妻も前述の風習を当てにしており、早速、母親に対して
保険の話を切り出したのですが、母親はどんな反応をしたのでしょうか?
「モンスター」と早く有利に別れたい人限定!最強の猛獣調教マニュアル
~離婚、養育費、浮気、モラハラの最善対処法~
詳細・お申込はこちら
http://www.tuyuki-office.jp/monnsuta.html
「なんであなたが勝手に保険をかけようとしているの!
息子が死ぬのを待っているかしら?」
どうやら妻が母親に渡した保険のパンフレットに
「被保険者(死亡保障)=父親(豊さん)」と書かれていたようで、
子の父親に死亡保障を設定することは必須ではないのですが、
妻の言葉足らずで誤解を与えてしまった模様。
豊さんいわく、母親が本気で勘違いして激怒することはあり得ず、
妻をからかっただけだ。
冗談っぽく言ったのではないかということでしたが、
とはいえ母親の余計な一言のせいで、妻は「保険の話をしただけなのに、
まるで殺人犯のように扱われて…」と大きなショックを受けたのは事実です。
そして豊さん夫婦にとって第一子でしたが、初めての育児で
上手くいかないことも多く、妻がノイローゼ気味。
些細なことで豊さんと喧嘩になることも多々あり、
妻は豊さんに当たり散らさないよう気を使って、
豊さんが帰宅する前に夕食を済ませ、
夕食の時間が重ならないようにしたのですが、
そのことが母親の耳に入ったようで…
「息子に寂しい思いをさせるんじゃないわよ!
あんたは良いお母さんになれっこない、
おっぱいも出ないわ!!」
そんなふうに母親は妻を叱りつけたのですが、きっと「良かれ」と思い、
頼まれてもいないのにしゃしゃり出たのでしょう。
しかし、夫の両親と同居している場合、ただでさえ妻は肩身が狭いのに、
母親が夫の肩を持てば、今まで何とか均衡を保ってきた夫婦のパワーバランスが
崩れてしまい、
「どうせ私の意見は聞いてくれない」
妻はますます卑屈になるのは分かりっているのですが…
『ゲリラ離婚』回避マニュアル
~周りの人間を心理誘導し、「昨日の敵は今日の味方」を実現する3つの方法~
http://www.tuyuki-office.jp/gerira.html
いい歳になっても「母親が息子を守るのは当然」と思っていれば、
家庭全体を俯瞰して見るのは不可能でしょう。
妻は産後で心身とも疲れ果てているのに、酷い言葉を浴びせられ、
深く傷ついたのですが、無理もありません。
母親だって32年前(豊さんを産んだ直後)は同じように
大変な経験をしており、まさか母親から責められると思っていなかったので
「義母さんは私の気持ちを分かってくれない」
妻はますます母親そして
高橋家への不信感を募らせていったのです。
(次回に続く)
現在私が執筆しているダイヤモンドオンラインの連載
『実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」』ですが
おかげ様で27回目が公開されました。
今回は『再婚妻に捨てられ夢の海外移住が暗転
異国で孤独な老後を過ごす78歳男性の不安』です。
男性はもちろん、夫の作戦を守って知りたいという女性にも
役立つ内容です。立場を逆にすれば、きっと応用できるはず?!
ぜひぜひご覧いただければ嬉しいです。
http://diamond.jp/articles/-/89742
コメント
コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。