Anxiety

 

「不安症でしてねぇ」みたいなことをよくブログでも語ってるわけです。

 

 

これは生まれつきの性格で、なんせビッグファイブの神経症傾向がやたら高いんですよね。いまではだいぶ改善したものの、会社員だったころは本当にヒドくて、

 

  1. いつも疲れが取れない
  2. 疲れのせいで集中力が低下
  3. すべてのことに興味がなくなる
  4. 生きづらい!

 

みたいなステップで気分が落ち込んでいってことをおぼえております。いやー、おそろしい。

 

 

当然、仕事の生産性もいまの10分の1ぐらいで、会社に寝袋を持ち込んで10連泊とかしたのも良い思い出です。その後、40代になって再び寝袋で寝るようになるとは思ってませんでしたが(笑)

 

 

というわけで、「パレオな男」ではよく認知行動療法(以下、CBT)をオススメしてるわけです。思考のゆがみを正してメンタルを修正していくタイプの介入法ですな。

 

 

大量のデータで効果が認められたナイスな方法なんですけど、私が不安傾向を修正するのに使ってた方法が、実はもうひとつあったりします。その名も「行動活性化療法」(以下、BA)で、過去にも軽く書いたことがあったりしました。

 

 

臨床の現場でもCBTと同じぐらい人気が高い手法で、そのポイントは「行動」にフォーカスすること。CBTが自分の頭のなかの動きに集中するのに対して、BAは好きな行動を増やしていく形でメンタルに介入してくんですな。

 

 

つまりCBTとはアプローチの方向が逆なんで、どちらも一緒に使っていくと効果が出やすくなっていい感じ。とくにCBTの考え方は、慣れないうちは「なんだか抽象的だなぁ……」とか思っちゃうケースも多いので、BAを併用したほうがいいかもしれません。

 

 

そんなわけで、ここから数回にわけて、BAの手法をまとめていこうかと思います。前にブログでも同じことをやってたんだけど、当時はイマイチうまく構成できなかったんで、こちらを「完全版」として使っていただければ幸いです。