パチンコファンにとって朝の並びの話のタネと言えば、「昨日こんだけ負けてる」「今月マイナスウン万円」、そして「こんな激アツはずしたわー」って話ですね。
いつの時代もネガティブな話題に会話の花を咲かすのがパチンコファンであり、そんなところが次郎は好きなのであります。
信頼度80%の予告が2回も出て、信頼度70%のスーパーに行って、それってもう100%超えてない?
……なんて冗談を言いあったりもしますが、そんなハズレを見てショックを受けたくないがために、今の先読みカスタムやら一発告知カスタムなんてのが流行っているのでしょう。まあ、このあたりは激アツをどんどん派手にして、外れたときのショックを計り知れないものにしている、そしてこれからもそうし続けるであろうメーカーの責任だと思う。
さてそんな折に「PFからくりサーカス」の話なんですが、次郎、上位ラッシュを体験したくてかなり打ってるものの、一度も体験できずに負けを繰り返しております。
その中で、最強リーチと呼ばれるリーチ、6回出ていまだに当たりナシです。次郎の友人のぶんも入れると、10分の0という驚愕の数字に。
まあもともと信頼度は50%程度と「最強リーチ」という名前を冠し、あそこまで派手に演出してるほどアツくはないらしいんですが、それにしたって当たらなすぎてる……もちろん次郎が生粋のヒキ弱であるというのもありますけども。
先読みカスタムをして、先読みが入って願うことと言えば、「レバブルしろ!」ではなく「最強リーチに行くな!」であります。次郎は8回ほど初当たりしましたが、すべて最強リーチ以外ですからね。
これって、開発の方が「よく出来たカッコいいリーチだからなるべく見せたい!」という方向性で信頼度を落としてまで出現率を上げたのかどうかはわかりませんが、ぶっちゃけ悪手だと思うんですよねぇ。
アツいリーチを外されるってことは当然アツい予告も絡んでるわけで、よっぽど特殊な感性の持ち主以外は心が折れると思うんすわ。まあ、お詫びでもう1000円くらい打ってみようかなとは思うかもしれませんが、何にせよ早めにはやめる人が多いと思う。
もともとガチャガチャと色々起きるような台ではなく、スーパーリーチの出現率も低めの台。どうして「最強リーチ」をそんな信頼度にしたのか疑問であります。
右打ちは連チャンすればクセになる(らしい)し、爆発力もあって版権力も一級品。ホールもこれだと大量導入したのに、いまだにエヴァやリゼロ、ユニコーンにお客さんが帰っていくのはそういった細かいストレスが理由なのかなと思ったりするんですよね。
最強と言えば、エヴァで言えば最終号機、リゼロで言えば鬼がかり、ユニコーンなら覚醒。そのくらい期待できるものであれば良かったのにと。
もちろんホールが入れすぎたってこととか、演出が2Dキャラメインでひと昔前の台っぽく感じるとかそういうのもあるかもしれませんけど、幕を表現した導光板とか、サーカスを押し出した雰囲気とかけっこう好きなだけに……もったいない台だなという印象。
リゼロやルパン、バカボンといった3000発を打ち出した台は今後さらに出てきますし、さらにそれ以上も出てくることを考えれば、すぐに埋もれていってしまう一台なのかなと思うと残念であります。
最強とはなんぞや。それを考える機会を与えてくれたからくりサーカスなのでありました。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・ビスティ「Pゴジラ対エヴァンゲリオン」
エヴァは好評ですが、こちらのタイトルはどうでしょうか。スペック次第なところもありますが……ちと気になります。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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