先週から導入が始まった「PF蒼穹のファフナー3」ですが、ネットでは少ない出玉しか取れないことがあった、なんて話がすぐに話題になりました。
 Youtubeなんかでもけっこう動画があがってたりしますので、今週はちょっとその話を。
 
 当たりまでの流れとしては、初回のVチャレンジ成功時には5ラウンド当たりを消化することになります。
 注意点としては、このときにヘソに保留が残っているかどうか、というポイントです。
 
 もしヘソで1/99の小当たりに当選していた場合、アタッカーがパカパカと開き、ここで球を入れてしまうと大当たり1回分として消化されてしまう、というのがこの台の怖いところになっています。
 
 この小当たりで得られる出玉は200個ちょいなので、先の5ラウンド分と合わせて650個程度で終わってしまう。
 初当たりは3回リミットなので、最悪ヘソで2個1/99に当選していたら1000発もいかない出玉で終わり、スペックに謳われている「3000発とは?」状態になっちまうわけですな。
 
 これを防ぐポイントとしては、ヘソで小当たりを引いていた場合はパンクさせる、ということ。
 わかりやすく言えば、画面で「右打ち」の指示が出てから打ち出せばOKです。
 
 ただ、ちょっとパチンコに詳しい人だとアタッカーがパカパカしていたら、「入れなきゃ損する!」なんて思って打ち出しちゃうんですよね。
 右打ちが出ていなければ、打たずにパンクさせなければいけません。パンクさせてもラウンドを損するようなことはありませんからね。
 
 しかし、なんでこんなことになってしまったのか。
 メーカーの人に聞いてみたんですが、どうやら「開発の最終盤、ギリギリになって気付いた」とのこと。
 そこから急ぎで右打ち表示の対応をしたらしいですが、小当たりでも球を入れると大当たりが消化されてしまう、という根本的な問題点を解決する時間はなかったそうです。
 聞いてみても「右打ち指示に絶対従って欲しい」とのことだったので、ファフナーを打つ際にはしっかり頭に入れておきましょう。
 
 それにしてもファフナーって、初代にしろ色んな意味で話題になる台ですね……不思議なもので。
 まあ、初代の爆発力と役物に魅せられたって人が多いからだとは思うんですが、今作のような「擬似役物抽選タイプ」でも問題が起きちゃうって、役物機を作るのは大変なんだなと思った次第ですよ。
 
 デキレ抽選なんて……と冷めた目で見てしまうかと思いきや、デキレ抽選でさえ見ていて楽しい。やっぱりパチンコって玉の動きがオモロいんだよなーと思う次郎でした。
 
■次郎の色んな意味で注目の一台
・サンセイ「P真・牙狼2」
 
 初当たりでも3000発、右打ちでも3000発取れるリゼロをさらに甘くしたようなスペックとのこと。やっぱ牙狼はスペックの甘さ命なんだよなぁ。
 
 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。