もはや今のパチンコ台に当然のように搭載されている機能であるカスタム。
 京楽あたりが流行らせた感はありますが、先読みを激アツにしたり、一発告知カスタム、激アツを灼熱にしたり、プレミアが出やすくなったり。
 最近では平和のガルパン2が多彩なカスタムを搭載して話題になってますな。
 
 ガルパン2を打ってて思うのが、キャラが「ちょっと静かすぎない?」とか、台に対するメタ要素をセリフとしてしゃべること。
 実際のところガルパン2ってシンプルな台で、なにか起きれば期待できるって作りになってます。
 そういう台のウリをキャラに言わせるってのはメタ要素としては面白いのかもしれませんが、なんつーか開発者が保険をかけてるというか、台の作りに対しての自信のなさが表れているようで次郎は好きじゃない。
 
 カスタム機能にしたってそうで、本来なら「カスタムなんてさせてやらん、最高のバランスのオモロい台になってるからそれで楽しんでくれ」って気概で開発者には作って欲しいわけですよ、打つ側としては。
 
 そんな次郎ですが、新台を打つとき、まずはカスタムなしで打ってます。
 ある程度打って、なんとなく慣れてきたらカスタムを入れます。でも、最近の台ってカスタムしないとストレスで打てないってバランスの台が多いんすよ。おそらく、カスタムしてる人たちってのはみんなそういう思いでカスタムしてると思う。
 
 あと、メーカーによってカスタムに対しての作り込みが甘かったりするのもどうかと思うし。
 先読みカスタムを入れて、保留変化すれば激アツってメーカーもあれば、DAIICHIみたいに当該の保留変化は違いますよーって自分ルールを貫いてるメーカーもある。
 なんなら、当たりに本当に絡むの? ってくらい、先読みが絡むことがなかったり。
 
 これって、作り手側の怠慢じゃないかなと思うわけですわ。
 カスタムをする人の気持ちになって、しっかり試打とかしてるんでしょうかね?
 打ち手が市場の台をカスタムで打ってないんじゃないかって思う。
 単純にシンプルカスタムになった場合、先読みの振り分けをゼロにするだとか、そういうことじゃないんすよね。シンプルカスタムを入れても、先読みで当たることもあれば、先読みなしで当たることもある、そんなバランスをカスタムしてる人たちも望んでるはず。
 
 それを作業的に振り分けの上のほうの抽選を切る、そんなんじゃなくて、ちゃんと予告ひとつひとつ細かくバランスを取りながら振り分けるべきじゃなかろうかと。
 
 どうせカスタムされるから、そんな雰囲気が最近の台からは伝わってくるのが悲しいです。カスタムなしでも面白い台を作って欲しい、そんな風に思ってるパチンコファンは多いんじゃないでしょうかね。
 
 北斗無双だって、白ショックやら赤保留やら最初はみんなストレスに思ってたはず。
 だけど、その中から楽しい部分や法則性、直沸き緑保留以上がアツいとか、そういう部分を見つけるってのもパチンコの楽しみ方のはず。
 
 カスタムすればいいですよ、そんな丸投げのやり方が今のパチンコをどんどんダメにしてるような気がします。
 カスタム機能なんて必要ないから搭載してません、そのまま打てばすげー面白いから! ってな台をどうか出してください。そんな挑戦的な台が出てきたら、次郎も全力で楽しませていただきますのでね。
 
 
 
■次郎の色んな意味で注目の一台
・SANKYO「Pフィーバーゴルゴ13疾風マシンガンver」
 
 源さん系の台は今後もどんどん出てくるでしょうが、バランスという意味ではライトミドルであるゴルゴが一番かなと思ってます。演出も楽しい台ですからね。
 源さんにどこまで対抗できるかが楽しみ。
 
 
 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。