先日、日電協により2012~2018年のパチスロゴト被害額がおよそ280億円であると発表されました。
 スロットだけでこの数字であり、ぱちんこでのゴト被害も含めると、1000億円以上にものぼると言われています。

 今はメーカー側も対策していたり、ホール側も警備強化してたりするので被害は減ったらしいです。なんでも、ひと昔は前は年間で2000億円もの被害が出ていたりしたとか。

 この額って我々いちファンには伝わってこない数字で、この被害は当然ホールがまるまる被っているわけですな。
 最近では「SLOT魔法少女まどか☆マギカ」のゴトがネットをにぎわせていて、大人気のまどマギを稼働停止にするホールも出てきているようです
 設置期限が迫っている機種なだけに、こんなことが理由で打てなくなってしまうことに、残念というよりも、怒りを覚えます。

 またぱちんこでもよくあるのがドツキゴトです。
 羽根南国育ちなんかはドツキ攻略されていたりして、すぐに稼働停止になってしまいました。ドツキも立派なゴト行為です。

 まだ新台の「CRF.蒼穹のファフナー2」、ガチ抽選なのか出来レースなのかと論議になる台ですが、完全なるガチ抽選にどうしても踏み切れない理由は、やはりゴトでの攻略が可能かどうかというところに焦点が当たってきます。
 ドツいて大当たり入賞が可能になるような構造はNGで、ああいった本物の玉を使った抽選の台にはとんでもない試行回数で試打が繰り返されます。

 まあ言い換えるなら、ゴトがなくなれば、本当の意味でのガチ抽選も可能になるわけです。よりぱちんこが面白いものになっていくことになるでしょう。

 また、これだけの被害額をリアルに受けているホール、ゴト師たちに持っていかれるお金がなければ、当然ファンに還元されるお金も捻出できるわけです。

 ゴトがなくなれば、業界が大きく変わる。

 とはいえ犯罪者ゼロなんて映画みたいな話ですし、そこはもうゴトが絶対できないような機械を作るっていうことが待たれますね。
 封入式なんかもその一歩なのでしょうが、いまだ先延ばしになっているこの状況。

 いつまでゴト師、いや犯罪者に甘くしている業界なんですかね……その犯罪者のために負けてお金を使っているのかと思うと、アホらしくなりますよ。

 目指せゴト撲滅! エイエイオー!


■次郎の色んな意味で注目の一台
・高尾「DD北斗の拳 主役はジャギ」

 7セグタイプらしいですが、新枠で登場とのことです。高尾の新枠も久しぶりですね。
 自販機を模した役モノが目新しいとのことですが、いったいどんな台なのか…謎だらけ。


 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。