そう、今週新台の「CR牙狼TUSK OF GOD」です。
導入前から、確変中の1/189.9という重さは懸念ではありましたが、そこに待っていたのは我々の想像のさらに上を行く事態でありました。
確変中のハマリはもちろんのこと、それに加えて確変中のテンパイ煽り、リーチはずれなども含めて、消化に異常な時間がかかるということ。
また、大当たりしたと思えば、「It's Show Time!」という謎の演出を1分ほど見せられる。
それら結果、1時間の右打ちで1000ハマリした挙句、通常で終了、なんて事態が起こっているようです。
まあこれは牙狼が悪いというよりも、そういった1時間あたりの出玉を6000発以内に収めないといけないという規制が出来たからですね。
これは新基準機にあてはまることではありますが、規則改正ギリギリのタイミングで試験を通した牙狼は、その規則にのっとったスペックにした、ということですね。
牙狼シリーズなんかは特に警察に目をつけられがちなので、気をつかいにつかった、ということでしょう。
出玉スピードを抑えなければ、このタイミングで2400発搭載の機種を出せない。
天秤にかけた結果、なんとか2400発搭載機をねじ込んだという印象ですが、果たしてそれが良かったのか悪かったのか。
とにかく、朝から20連チャンなんてした日には、終わる頃には日が暮れてる可能性があるってのが今回の牙狼なわけです。
しかしこの話、これで終わりじゃありません。
この牙狼、異常に甘い数字が出てます。全国のホールデータを見ても、ホール側が真っ赤になるくらい、お客さんが勝ってます。
それは甘釘だからなんてことでもなく、普通の回転率でそんな数字が出ちゃってるんです。
これって種も仕掛けもあるわけじゃありません。
まず、実際に出玉率を計算してみると、相当甘いらしいですね。これがひとつ。
そしてもうひとつは、上で書いたように消化スピードが遅いこと。つまり右打ち中が長いため、その分お客さんが出玉を減らさずに打っている時間が長く、大きな連チャンがあるとホール側が回収する時間が足りなくなってしまう、ということですな。
うーん、なんだかこうして紐解いてみると、お客さんにとってもホールにとっても、いいことがないだけのような……そんな規制であるということを牙狼が立証してくれている気がしますね。
そんな牙狼、皆様は打ちますか?
いやー、次郎は普通にAKB打ちますわ。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・ビスティ「Pエヴァンゲリヲン13」
またか、と思われる方も多いかもしれませんが、どうやら次のエヴァは継続率65%撤廃後のスペックと噂されています。だから、もしかしたら70%かもしれないし、80%かもしれない。
牙狼のような出玉スピードの問題はありますが、業界的にも注目の一台になることでしょう。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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