なにせ海シリーズで初の設定付きぱちんこってことで、ホールも力を入れる、と聞いていました。
どこかの組合だか団体だかわかりませんが、「ここで設定を入れて、お客さんに設定付きぱちんこというものを知ってもらう」というお達しがホールに出ていたとか。
いざ導入されてみたら、どうでしょう。
導入台数も1店舗あたりあって5~6台、パラパラと入れ替わり人が座るくらいで、海の常連さんはあっという間に好みのアイマリンやアグネスなんかに帰ってしまっていませんかね。
これね、もう“大失敗”なんじゃないかと次郎は思うわけですよ。
設定1で1/119.8(1/19.9)。
設定6で1/106.5(1/17.7)。
うん、ぜーんぜん変わらないですよ。
もちろん、データ見ても設定入ってるのかどうかなんて微塵もわからんです。
設定1でも戦える、かつ設定6をホール側が入れやすいように……と配慮した確率の配分だったのかもしれませんけど、おかげでぜーんぜんわからんですよ。
なんというか、ガッカリですわ。「海の設定6祭りじゃー!」なんてドル箱持って小躍りしてる自分の姿を想像してたのに……まさか、入ってても気付かないレベルなんて。
そこで考えてみたのですが、答えは2通り。
ひとつは、「PF革命機ヴァルヴレイヴ」や「PAミルキーバー」のように、海も設定6はエクストラにするべきだった、ということ。
これなら設定6祭り感はしっかり出ますし、常連さんにも「なにやらあの海は出るぞ! なになに、設定判別?」といった流れで設定付きぱちんこにも興味を持ってもらえるはずです。
もうひとつは、「6段階も必要?」ってこと。
実際、設定1で1/119.8、設定2で1/117.4って、もう微差も微差、ハナ差くらいの差ですよ。どっちでもいいがなっていう。
そんな細かい設定なんていらなくて、極端に言ってしまえばエクストラかノーマルの2種類でいいんじゃないかなと。
ノーマル設定なら普通に今までの機種と同じ感覚で遊べる。でも、その上にエクストラというサービスの大甘な設定があれば、もしかして? という気持ちが持てるし、お店側もサービスという意味で使いやすくなりますよね。
打ち手側の心理としては、設定1だろうなという気持ちで座るもんなんです。設定1でガッカリと思うよりは、これがノーマル設定だ、という気持ちなら何とも思わない。
せっかくのぱちんこ界イチのヒット作、海シリーズの初設定付きだったんだから、微々たる差の設定差なんかつけずに、このくらいの大味な設定の付け方しても、誰も文句言わないと思うんですが……どうでしょうかね。
まあ、今後も色々と出てくるでしょうし、これからに期待しましょ。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・DAIICHI「CRノルソル」
もう一発系専門メーカーでいいんじゃないかっていうくらいダイナマイトキングなどが稼働貢献しているDAIICHIから、またもや一発系の台。
のるかそるかの名のごとく、6750発の最大出玉を搭載した役モノタイプ。好きな人は絶対ハマるやつだこれ。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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