イルシオなるデータカウンタが付いて、潜入モードに突入するたびに蜂の巣ランプとにらめっこしてたもんです。
その後、潜伏ブームが起こりましたが、やはり遊技者にとってはストレスの溜まる場面も多く、次第に潜伏反対派が増え、沈静化していきました。
あの頃は北斗シリーズですら当たり前のように潜伏を搭載してたなんて、今では考えられませんねぇ。牙狼の2作目だったでしょうか、RED REQUIEMもガンガン潜伏する台で、なかったことにされているような。
市場から潜伏機はなくなり、ちょっと詳しい人でも「潜伏確変って規制されたんだ」なんて言う人もいたくらいです。
しかし、ここへきて潜伏確変搭載の台が増えてきています。
この潜伏機は、大きく分けると2タイプになるでしょう。
■セットタイプ
「ぱちんこCR蒼天の拳 天羅」
「CRF.革命機ヴァルヴレイヴ」
「CRモンキーターン4」
……このあたりの潜伏台は、比較的“落ちている”ことも多かったりします。
もちろん、セット回数が残っていれば残っているほど、得です。
ですが、当たっても電サポがつかないといったことが多く、さほど有利とは言い切れない部分もあります。
次郎は、ヴァルヴレイヴの潜伏中の台を打って、ガンガン当たるけど玉は出ず、まるでちょいパチを打ってる気分になりました。
当たっても電サポがつかず、セット回数は減っていき、でも潜伏だからヤメられず……なんて、精神的にはわりと削り取られることが多い。
■ループタイプ
「CR遊技性ミリオンアーサー」
「CRミリオンゴッド ディセント」
……ミリオンゴッドはまだ出ていませんが、ハイエナキッズたちが沸きやすいのはコッチのタイプでしょうね。
ユニバは前のゴッドシリーズといい、潜伏機が好きなんでしょうか……というのは冗談で、潜伏のループタイプというのは、その仕様上、稼働が伸びやすい傾向があります。
そりゃそうですよね、単発で終わっても「まだ潜伏してるかも……」と“打たざるを得ない状況”ってのが出ますし、ヤメても誰かがすぐ打ちますからね。
このように、稼働を伸ばすために搭載されていることが多いです。
しかしメリットもあって、V確変にせずとも、V確変並みのスペックを搭載することができます。
ミリオンアーサーの“潜伏してるかも台”を打って、当たりはしたものの時短抜けを4~5回繰り返し、精神的に削り取られることが多い。
……他にも、ST抜け後に潜伏する「CR黄門ちゃま~神盛JUDGEMENT~」のようなタイプもありますが、オマケみたいなもんなので割愛させていただくとして。そういや昔のリングのようなSTまるまる潜伏するような台は本当になくなりましたねぇ。
余談ですが、例えばセットものの潜伏台っていうのは、最初の話じゃないけど規則に抵触することもあるみたいです。
どんな規則かっていうと、「モーニング禁止」の規則ですね。
例えばラムクリアして、セットなし・潜伏なしの初当たり状態で大当たりしたらラッシュに突入しやすい、みたいな有利性は、モーニングサービスとしてもとらえることができるため、やっちゃダメよってこと。
いやいや、それをモーニングって言いますかね? 言わなくないですかね?
なので、潜伏していない状態に有利を付けることができないそうです。セットが残ってるってところくらいですかね。
潜伏狙いっていうのも立ち回りのひとつではありますが、精神衛生上よろしくない部分があるのもまたたしかですね。
潜伏狙いした結果、メンタルがズタボロになってばっかりです、はい。
これから導入されるゴッドなんかは、それなりにホールにも多く導入されるでしょうが、潜伏に嫌悪感がある人は打たなくていいと思います。
潜伏中でも当たり確率は1/80程度。ハマるときは200や300余裕でハマりますよ……普通にミドルの初当たり引けたんじゃないかってくらいね。
みなさまも潜伏機に精神を削り取られたりしませぬよう。
というわけで今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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