次郎は言わずもがな、しっかりとホールにお賽銭を投げ入れてきたわけですが、業界関係者にとっても同じことで、立場を忘れて、一般遊技者と同じ感覚で立ち回った方も多いと聞きました。
ではどんな機種を打っていたのかと色々聞いてみたのですが、一番多かったのは「ぱちんこCR真・北斗無双」でしたね。
スロットに比べて、ぱちんこに関しては業界関係者でもプライベートで新基準機を打たないという方が多いようです。
あまりにも新台を打っていない、という開発者が多くてびっくりするんですよね。
ぱちんこ新基準のスペックはそれほどまでに辛く、スロット以上に旧基準に及ばないということなのでしょうか?
聞いてみると、そうではないようです。
問題は、ホール側の新基準機の扱い方にあるみたいですね。
もともと回しても利益がとれる、遊べるスペックとして開発側が作っているのに、ホール側が釘を締めてしまい、結局北斗無双や旧ルパンなど、今でも残っている旧基準機と変わらない釘になっているのが大きな問題です。
ベースで言えば、1000円でプラス5~6回転以上、北斗無双を超えた回転率にしなければいけないのに、新基準機も同じ「ミドルタイプ」として括ってしまいっている。
そうなれば、はっきり言って新基準機を打つメリットはありません。どこを切っても、新基準機がスペックで勝る部分なんてありませんからね。
新台はしっかり出し、いずれ撤去しなければいけない旧基準には力を入れない、というのがメーカー側も望んでいるホールの在り方だと思うのですが、現状そこまで先を見据えているホールはほとんど見ませんね……。
結果、本来新台を打ち込んで研究するべき業界関係者たちも、勝ちやすい機種を打っているという状況が生まれてしまっているわけですな。
業界人ですらそんな打ち方をするくらいですから、新台が稼働するわけもない、悲しい状況が出来上がってしまっています。
唯一活路があるとすれば、変則的なスペックで個性を出している機種。
意外かもしれませんが、新基準機でホールの稼働に長く貢献しているのは、「CR戦国恋姫」だったりします。
もうすぐ登場するOK!! の「CRぱちんこGANTZS」や、タイヨーエレックの「CRハチワンダイバー」あたりも、長生きする機種になるかもしれませんね。
というわけで、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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