配信日:2014/8/1
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橋下徹 大阪市長『定例会見』
全文書き起こし
― 7月24日定例会見 ―
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2014年7月24日(木)橋下徹市長 定例会見
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第1部
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<市長>
僕からは3つです。まず、1つは咲州ですね、コスモスクエア地区にですね、世界最大級の大型蓄電池システムなどの試験評価設備施設が整備されますと。咲州のコスモスクエア地区では環境エネルギー産業が集積するグリーンテクノロジーアイランドとしての拠点形成を目指して、バッテリーの研究開発、評価機能の整備、スマートコミュニティの実証事業化及び環境資源エネルギー関連産業等の立地支援に取り組んでいます。僕も知事の時からこのような大きな方針の元で大阪府、大阪市タッグを組んで取り組んでもらってきたんですけれども、その取り組みの大きな成果が今回出たなと思っています。
経済産業省所管の独立行政法人であります製品評価技術基盤機構がコスモスクエア地区に世界最大級となる大型蓄電池システムなどの性能に関する試験評価施設を設置します。
これは施設イメージなんですけど相当大きな施設で、この施設は再生可能エネルギーの導入やスマートブリットの構築に失する大型蓄電池システムなどについて、今まで国内では不可能であったその性能の優位性、安全性に関するグローバルな試験評価システムでありまして、国内産業の国際産業競争力の強化に貢献すると、面積が2万6400平米、契約金額が29億か、この場所なんですけどもね。
今丁度こちらのほうも大阪市が持っている土地一括売却かけていますので着実に咲州、方針通りといいますかそちらのほうに上手く進んでいるなということなんですけども。とにかくエネルギー供給態勢を変えていくと、今の原発に依存しているですね、
日本の国の在り方を変えていこうと思えば、これは蓄電池が重要なポイントで、自然エネルギー自然エネルギーというのは簡単ですけども、自然エネルギーは電力の安定供給には、これはやっぱり非常に弱い部分があると。
ですからそこでですね、前1度発電した電気をしっかりと貯めると、発電して貯めるというこのシステムがきちんと出来るとですね、小規模の発電であったとしても安定供給することが出来ると。だから今までは1箇所で大量に電気を作って大量に送電をしていたという、そういう電力供給の仕組みをですね、分散型の発電に切り替えながら送電網の再整備も必要なんですけども、電気を1度貯めるというそのプロセスを踏むとですね、僕は大きくエネルギー供給態勢、今までの高度成長時代のですね、大量発電、大量送電、大量消費型の日本のエネルギーまたは消費システムがですね、分散型、そしてスマートブリットでネットワーク型、電力需給を上手く調整しながら一致させるということで本当に賢い電力供給態勢というものが出来るんじゃないかと。
そのキーポイントとしては蓄電池なんですけども、その蓄電池のですね、開発について日本、特にこの大阪について最先端を目指していこうと。そうなるとどうしてもこの国際標準規格というんですかね、そのスタンダードな基準を設けるとそこめがけてみんな開発をやってきますから。
なんとかこの日本がまたこの大阪がですね、蓄電池もディレクトスタンダードを担えるような、そういう地域になっていきたいと思っております。
蓄電池、本当にこれから蓄電池がどう開発するか、原子力の技術も重要なんですけども、今までの商業原発にぶち込んできたお金の額を考えればですね、それをちょっと蓄電池のほうに振り向ければ僕はエネルギー供給態勢が大きく変わるんではないかと、そう思っております。これは出来るのはいつでしたっけね。
平成28年でしたっけねこれね。28年の4月ですか。ちょっとまだ1年半ぐらいあるんですけども、でもある意味大阪の、西日本のシンボルになると思います。
最初から2000キロワット時以上の蓄電池の検査も出来るんでしたっけね。今国内は50キロワット時ぐらいなんでしたっけ。アメリカで1000キロワット時の蓄電池の評価しか出来ないけども、その倍いくということなので、世界最大級の施設になります。単純に施設の誘致じゃなくてエネルギー供給態勢を転換させていくそういう意味の第一歩にも僕はなっていくと思っています。
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