今日は農林水産省から農水省の官民ファンド、農林漁業成長産業化ファンドの説明を受けました。
どういう話かといいますと、株式会社農林漁業成長産業支援機構なる会社に出資をします。この会社と各地の地銀や農協さんが一緒に出資をしてサブファンドを各地に作ります。このサブファンドから対象事業社にお金を出資したり経営支援したりしますということなんです。ここで「どのくらいのリターンを期待しているのですか?」とたずねたところ、 “IRR5%”っておっしゃいました。出資きかんは15年です。普通は7〜8年でIRR20〜30%くらいではないかと思います。あまりにも低い期待リターンです。「これは貸し付けでよいのではないですか?」とたずねたところ、劣後ローンであるんですとおっしゃいます。これならサブファンドのストラクチャー自体がいらないのではないかというようなやり取りをしていました。具体的な事業の中身が重要というところでは共通なんですが「どういう具体的な事業や会社があるのですか?」とたずねたら「具体的には2月以降ですからこれからです(事業内容)」とのことでした。これは民間のファンドですと具体的な事業や会社があってお金を集めるスキームをいろいろと考えるのですがやっぱり税金をつかうとまずお金がありき、ストラクチャーありきでその後具体的な事業を探しましょうねという逆の流れで決まっていってるのを確認したやりとりでした。また続きがあると思います。以上です。
資料はこちら http://bit.ly/WrgLng
コメント
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官民ファンドってのは、胡散臭いぞ!ウラを暴いてくれ~!