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有料メルマガライブラリから(179)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか

2016/02/24 12:39 投稿

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有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==
  (有料メルマガ第77回・2010/6/15配信号)


※注 2013年7月現在の内容ですので留意下さい。


【前略】


 株式市場に投資している投資家の総意という意味で、ミスターマーケットという言葉が使われることがあります。ここでもマーケットの総意という意味でミスターマーケットという言葉を使わせていただこうと思います。

 ミスターマーケットは臆病なので、大きな異変が起きると、そのショックですぐ、失神してしまいます。その結果として株を購入したいという需要が消えて、株式市場が大きく下落するという事態が発生します。

 ミスターマーケットが、すぐ失神するのに対して、実体経済は世界中の人々の生活をバックにしているので、そう簡単に失神することはありません。しかし 100年に一度の大きな危機といわれているリーマンショック後には、さすがの実体経済も大きなショックに失神しました。100年に一度という経験の無いよ うな気絶だったので、気を失っている期間が1年程度にも及んで、瞬間的に生産財や自動車などの需要が蒸発して消えてしまったような状況となりました。

【中略】

 リーマンショック後の実体経済が気絶したような惨状をしめしたときでも、しっかりと経常利益を確保していた企業群もありました。株価が下落するときは玉石混合で下落するので、このような企業の株価もツレ安することになりました。

【中略】

 このようなときに株式投資を続けていくならば、どのようなポートフォリオの再構築を行って、どちらのシナリオが発生しても、生き残り、その後にやってく る過剰流動性相場(=株価の大きな上昇)に参加することができるか。こんな視点で、ポートフォリオの再構築を始めています。

【中略】

 このような中核銘柄を支える銘柄群の選定基準は、これもここ数回のコラムで書いてきたような基準をなるべく多く満たす企業を探していく。少し整理して書 いてみると、以下の基準になるべく多く該当する企業を選んでいきたいと考えています。最低でも3つ以上の条件には該当する企業から選んでいきたいと考えて います。

1)低PBR(=0.6倍以下)
2)低PER(=10倍未満)
3)高自己資本比率(=60%以上)




【中略】

 すべての条件を満たす企業は、ほとんど見つけることができないと思います。またすべての条件を満たす企業があったとしても、その企業に投資していた既存 投資家が、その株を売らなければならない事情を持っていると、株価が売られる可能性も充分あると覚悟しています。だからこそ中核銘柄を中心に主力17銘柄 程度に分散しながらも、全体のポートフォリオとしては投資する銘柄数は減らしていく。このようなイメージです。

 これは、あくまでも実体経済が再度、気絶することがないことを前提としている作戦です。

【中略】

 しかし油断大敵で何が起こるか分からないので、自分が信頼できる企業群への投資を分散で継続して行きたいと考えています。

【後略】


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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 また、コラムでは、「そろそろ日本株の下落も終盤に入り、2番底を形成してリバウンドが始まることを期待しています。信用取引で大きな損失を出した投資 家の影響で、業績などや資産背景とは関係ない理由で株価が大きく下落した企業の中から、ビジネス・モデルと財務内容を良く確認して、業績などに不安のない 企業に分散投資を進めていきたいと考えています。」と題し、乱高下相場で下落するパターンの銘柄2種を挙げてケーススタディとし、その上で配当優待利回り に注目してピックアップした6銘柄を提示しています。

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(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆 様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化して いる可能性があります。)

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