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暴落時のポジション管理

2016/02/17 01:55 投稿

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年始から明確な理由が無いままリスク回避が進み、株価は調整しているが、下値の目処を意識する際に株価の下落幅を一つの目安にすることができる。


 年初から日本株の下落幅は20%を超えており、この下落幅はリーマンショック後に起こった大きな下落幅と同レベルである。


 ここからの為替の一方的な円高方向への推移も考えにくいことから新たに大きな懸念材料が噴出しない限り、この水準を一旦の下げの目処と考えている。

 世界的な株価の下落から市場参加者にリスク回避的なマインドが蔓延しているため、春節明けの中国株の暴落に日経平均が引きずられることを気にしている向きがある。


 しかし、最近、日本株が中国株放れしていること、春節中に日経平均は10%以上下落していることから仮に上海総合指数がストップ安してもうろたえるのはナンセンスだと思っている。

 日経平均のPERやPBR1倍割れ(2016年3月予想)等を頭に入れて冷静に対応してほしい。


 暴落時のレバレッジをかけての投資は一歩間違うと口座が壊滅してしまうのでポジション管理を特に気を付けなくてはならない。

 盲点になりやすいのは信用建玉の損切り時に現金が必要になることで、機動的な損切りを行えるように口座内に現金を残しておくべきだ。


 資金効率から現金を極力減らし、現物株を購入する人がいるが、信用建て玉を損切りするために現物に損が出ていた場合、売却躊躇して損切り全体が遅れてしまう場合があるからだ。損切りをする資金が無いので損切りできないなどは論外である。


 追証が発生しないようにザラバにポジション管理を行うのは当然だが、もし発生してしまった場合は追加入金せず、ポジションの解消につとめてほしい。

 一昔前だと追証時は入金が必要であったが、2013年から建玉返済による追証の回避が可能になっている。

 一旦、頭を冷やす意味も込めて追証発生時にはポジションの解消につとめて貰いたい。


(Bコミ)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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