りました。4週ぶりの上昇です。
週初は前週の地合いを引き継ぎ、堅調にスタートしましたが、NY原油安、
上海株安、NY株安など海外マーケットの情勢に左右されつつ一進一退の動き
となりました。
しかし、週末29日は日銀が金融政策決定会合でマイナス金利の導入を決定。
その評価を巡って、株式相場は乱高下しましたが、引けにかけては大幅に反発。
前日比476円85銭高の1万7518円30銭で取引を終えました。
市場では「マイナス金利は金融機関の運用利回りの低下につながる」など警
戒的な声も聞かれますが、ある程度の「副作用」を覚悟しつつも、追加緩和に
踏み切った日銀の不退転の決意は評価できるものと思います。
長期金利は一時0.1%を割り込んでおり、今後も金利低下圧力が継続する
ものと見込まれます。
運用資金の株式などリスク資産へのシフトは徐々に進むと思われ、株式相場
は底堅く推移するものと予想します。
(水島寒月)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
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