本日は都合により、大引けを待たず、早めに執筆しております。


 今週(1月11~15日)に入りまして、株式相場は乱高下を繰り返しており、14日には一時、日経平均株価で1万7000円を割り込みました。


 相場が下がると、急に弱気な向きが増えてくるのが、不思議なところでして(笑)、「日経平均の底値は」、「原油価格はどこまで下がる」、などなど、「自 分で考えろよ」と言いたくなる(笑)問い合わせが急増するとともに、「リーマンショック時にそっくり」、「業績相場は終わった」などなど、極めて感覚的な コメントが増えてくるのも、常のことです。


 ファンダメンタルズに関する自分なりに選択したいくつかの「指標」を常にウォッチし、それがどう変化したかを冷静に判断したいところです。
 そうした「指標」に変化がないようであれば、マーケットは明らかにオーバーシュートしているのであり、その原因が沈静化すれば、株価は戻り歩調を回復します。


 今年のイベントの大きな柱は、「選挙」であり、「政治・政策」が相場を左右するものと、改めて申し上げたいと思います。


(水島寒月)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)