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調整局面こそ格好の仕込み場!?

2015/07/15 00:48 投稿

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日経平均が6月に20952円という高値を付けた後、ギリシャ問題と上海株の急落を受けて久々の調整局面を迎えていますが、皆さんの今後の取り組み方針はいかがでしょうか。
 静かに情勢を見守ろうとされている方が多いものと思いますが、今後の展開をどう見るかによって2015年後半の運用成果が異なってきます。


 それにしても先週の日経平均の下落は久々にサプライズがありました。9日の安値は19115円で、丁度上昇トレンドにある26週線のところで下げ止まった感触です。
 まだギリシャ問題や中国の株式相場の波乱は予想されますので、このまま反転相場につながるとは断言できませんし、まだ下値模索が続く可能性もありますが、仕込みの機会を伺っている投資家にとってはまたとないチャンスだったのかも知れません。


 長期に上昇してきた株式相場をやや慎重に捉えている投資家が増えているのかも知れませんが、年金マネーを中心にした官製相場がなおも続き、それに追随した外国人投資家と臨機応変な個人投資家が織りなす株式相場を冷静に眺めながら夏相場を迎えることになります。
 今後の懸念材料は上海株の動向と米国株の動向になりますが、利上げの接近する米国株の調整が秋口にかけての最大の関心事となります。


 夏休みを前に外国人投資家が一旦は戦線離脱となり、高校野球の季節を迎える8月のお盆まで閑散相場になってしまうかどうかはともかく、調整局面は格好の仕込み場ではないかと私の友人はポジティブに取り組もうとしています。
 私にこの局面で成果を高められる株式ポートフォリオを組んでほしいといつものように申し出がありました。


 折しも3月期決算企業の第1四半期決算が発表される時期が到来します。
 5月期決算企業では既に今期の見通しが示されていますが、サプライズのあった企業の株価には反応が見られます。短期投資家と長期投資家が織りなす株価形成が夏の花火のような鮮やかな感動をもたらすこともありそうです。


 マクロ的ネガティブファクターを横目に個別銘柄への投資でリターンを上げる皆さんの取組姿勢を本メルマガでもこれから応援したいと思っております。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)




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