有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか#7=
(有料メルマガ第24回・2009/06/09配信号)
【前略】
二つの戦術のうち、「世界から必要とされる高い技術を持ち、財務内容も良い企業の株を中長期で所有する」という戦術をとる対象企業についての戦闘術に触れていこうと考えています。
高技術株は世界的に高いシェアを持っている商品を製造している企業を主に想定しています。
景気が良く、株価も上昇している時期は、高技術企業は利益を上げやすいと投資家に思われて、高く、高く上昇して、高PERかつ高PBRになるほど、投資 資金が集中し高くなります。しかし人気がはげてしまったり、景気がとことん悪化しそうだと投資家が考え始めると、株価が大きく下落を始めます。
100年に一度の経済危機といわれるような去年には、前々年や前年の高値の「半値八掛けニ割引(持ってけ泥棒)五割引」と、瞬く間に高値の84%引きになってしまうような企業がたくさん出ました。
高技術株は低配当利回り株が多いですが、機関投資家やヘッジファンドなど国内外の大口の投資家が投資している場合が多いので、顧客から解約による資金返還を求められたり、リーマンのように自分が破綻して、市場で売却せざるを得ない事情もあり、大きく投売りされました。
まだまだアメリカ経済の実態は悪いままなので、いつかアメリカ株式市場が大きな下落に見舞われて、日本株式市場の株もお付き合い暴落をする可能性も高いです。
投資家に楽観が戻ってくると株価がけっこう上がり、悲観が蔓延すると大きく下がる。高配当で安定的な事業基盤を持っているけれど、あまり乱高下が激しくない銘柄群(←もう一つの戦術の投資対象銘柄)とは違って、価格変動も大きいし早いです。
このような企業に投資する場合は、兵力(←ここではお金=資金のことです)を最低でも3つに分けて、まず斥候を出して、更に下がったり、少しずつサイク ルを描きながらも右上がりをはじめたときに、第2軍を投入し、これでいけそうだと考えたら(例えば2009年3月の末ごろ踏み上げ相場が来そうだと思えた ら)最後の資金を投入し、ある程度上昇したら、3分の一の兵力(資金)を回収し、右肩上がりのサイクルが続いていると思えたら再投入をする。
このように適度な利食いと、再投入を繰り返すことで利益を貯め込んで、PBRが1倍とか1.5倍となったなら、とりあえず売り買いで溜め込んだ利益から みて投資元本を回収できた部分だけ株のままに残して(←コストゼロになるか、コストが非常に低くなった分だけ残して)資金を回収する。このような作戦をと ることが精神的に負担が少ない戦闘術だと考えています。
前にも少し触れたように、普通の投資家は、投資している株が上昇して、売れば儲かる状態になったときに欲張って、株価が反落して儲け損なうと、精神的な苦痛を受けます。それならば利益を得られるようになったとき、利食いをするために売ることが大事です。
しかし、その企業の株上昇トレンドを維持しているならば、サイクルを描きながら右肩上がりで上昇していきます。すると全部売っていると残りの上昇分の利 益が得られなくなります。だから一部だけ売るという戦闘術が有効になります。更に上がったら残りの半分を売る。更に上がったら、コストゼロになった分だけ 残して、別のまだ上がっていない高技術株にシフトする。
投資環境が悪くて(=実体経済の状況が悪いまま)で、たまたま信用倍率が1倍割れになり、需給関係だけで上昇したような場合。つまり踏み上げ相場で最終 段階で急上昇などにより買い値の倍以上になるようなことが起きたなら、コストゼロの分も一旦手仕舞って(=株を一時的に他人に預けて)、その株に投資して いた資金を全て現金に換える。このようなことも戦術の想定の範囲として、戦闘を行なうのがよいと考えます。
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。
本日配信の有料メルマガでは、業界では最大で古い歴史を持ち、国内外で事業を展開しており、前期は過去最高益を達成し、大きな資産背景を持ち、同業他社 と比較して低PER低PBRで高配当利回りであり、さらにTPPが妥結することにより、最大の恩恵を受ける企業を、研究銘柄として掲載しています。
また、コラムでは、「ギリシャ問題にしても、米国の利上げにしても、かなり相場に織り込まれてきていると感じる。でも自分がどうするか迷っているなら、 後悔がなるべく小さくなるような投資行動を取っておくべきだと考えている」と題し、ギリシャ問題など先行きが不透明な要素が増大しているときに採るべき投 資行動を、過去の経験などに照らして提案しています。
さらに、将来の研究銘柄候補として、4銘柄を取り上げています。
金曜日までにご購読の方へは、もれなく最新号を差し上げます。
是非この機会にご購読下さい。
★★昨年の研究銘柄52社分のパフォーマンスを公開しています★★
★★ 52銘柄中49銘柄が上昇、+100%越えが3銘柄! ★★
★★ 詳しくはこちらを http://okuchika.net/?eid=5421 ★★
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詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。
過去サンプル(研究銘柄)
http://okuchika.jugem.jp/?eid=5007
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過去サンプル(コラム)
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http://okuchika.jugem.jp/?eid=4245
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(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆 様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化して いる可能性があります。)
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
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100年に一度の経済危機といわれるような去年には、前々年や前年の高値の「半値八掛けニ割引(持ってけ泥棒)五割引」と、瞬く間に高値の84%引きになってしまうような企業がたくさん出ました。
高技術株は低配当利回り株が多いですが、機関投資家やヘッジファンドなど国内外の大口の投資家が投資している場合が多いので、顧客から解約による資金返還を求められたり、リーマンのように自分が破綻して、市場で売却せざるを得ない事情もあり、大きく投売りされました。
まだまだアメリカ経済の実態は悪いままなので、いつかアメリカ株式市場が大きな下落に見舞われて、日本株式市場の株もお付き合い暴落をする可能性も高いです。
投資家に楽観が戻ってくると株価がけっこう上がり、悲観が蔓延すると大きく下がる。高配当で安定的な事業基盤を持っているけれど、あまり乱高下が激しくない銘柄群(←もう一つの戦術の投資対象銘柄)とは違って、価格変動も大きいし早いです。
このような企業に投資する場合は、兵力(←ここではお金=資金のことです)を最低でも3つに分けて、まず斥候を出して、更に下がったり、少しずつサイク ルを描きながらも右上がりをはじめたときに、第2軍を投入し、これでいけそうだと考えたら(例えば2009年3月の末ごろ踏み上げ相場が来そうだと思えた ら)最後の資金を投入し、ある程度上昇したら、3分の一の兵力(資金)を回収し、右肩上がりのサイクルが続いていると思えたら再投入をする。
このように適度な利食いと、再投入を繰り返すことで利益を貯め込んで、PBRが1倍とか1.5倍となったなら、とりあえず売り買いで溜め込んだ利益から みて投資元本を回収できた部分だけ株のままに残して(←コストゼロになるか、コストが非常に低くなった分だけ残して)資金を回収する。このような作戦をと ることが精神的に負担が少ない戦闘術だと考えています。
前にも少し触れたように、普通の投資家は、投資している株が上昇して、売れば儲かる状態になったときに欲張って、株価が反落して儲け損なうと、精神的な苦痛を受けます。それならば利益を得られるようになったとき、利食いをするために売ることが大事です。
しかし、その企業の株上昇トレンドを維持しているならば、サイクルを描きながら右肩上がりで上昇していきます。すると全部売っていると残りの上昇分の利 益が得られなくなります。だから一部だけ売るという戦闘術が有効になります。更に上がったら残りの半分を売る。更に上がったら、コストゼロになった分だけ 残して、別のまだ上がっていない高技術株にシフトする。
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