とある投資家が先週私に報告してくれました。
山あり谷ありの株式運用である投資手法に目覚めたこの個人投資家が実践した投資手法は、直近IPO銘柄の3ヶ月タームでの低迷時期に銘柄を吟味して、反 転上昇の初期を狙って思い切った投資を行うというもの。動くものにつくという発想を実践した結果ですが、それには日常の研究がベースになっています。
この個人投資家が株式投資の世界に首を突っ込んだのは15年ほど前ですが、本格的にはここ数年のことです。それまでは素人同然でしたがら、自ら株式投資 の勉強にいそしみ、チャートを研究し最近は日経平均先物にも挑戦し、ありとあらゆる投資経験を積んできたとのことで自らの運用に自信を持っていると言わせ るまでになってきました。
直近ではハウスドゥ(3457)やシンデンハイテックス(3131)で高い成果を収め、Keeper技研(6036)、海帆(3133)、SLD(3223)といった直近IPO銘柄に重点を置いて運用しているとのこと。
すべてに共通しているのは上場後の低迷状態が続く銘柄でPERやROEなどの指標を吟味して思い切った投資を行うというものです。直近IPO銘柄では三機サービス(6044)、モバイルファクトリー(3912)へとウォッチ銘柄が増加。
これに留まらず、最近ではロジコム(8938)、平田機工(6258)などにも関心を寄せるなどそのパワーはますます拡大しているそうです。
ROEが高く、成長期待の高い新興銘柄への投資は今後もこの投資家の資産規模を膨らませていく可能性があります。
市場全体はやや頭重くなってきつつありますが、中小型株は堅調です。ここでの運用成果が今年の運用の差になるものと考えられます。
皆さんも梅雨空に咲き誇る花菖蒲のように中小型株で一勝負されますか…?
(炎)
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