有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
==「『善く戦うものは、不敗の地に立ち而(しか)して敵の敗を失わざるなり(=戦上手は、自軍を絶対不敗の態勢に置いて、しかも敵の隙は逃がさずとらえ るのだ)』という孫子の兵法に学んで、60歳からの株式投資戦略を実行するには最高の投資環境にあるのではないだろうか」==
(有料メルマガ第279回・2014/5/27配信号)
【前略】
私も51歳からサラリーマンを自己都合で辞めて、サラリーという安定収入が無くなったので、株式投資で大きく損をだし生活できなくなるような大ダメージを受けるような投資は避けてきました。
孫子と同じように、やり直しが効かない一発勝負(=戦いの勝敗によっては国が滅びるような可能性のある戦争=投資の失敗によっては生活できなくなるような可能性のある株式投資)を避けてきました。
具体的にいうならキャピタル・ゲインを重視してレバレッジをかけた、勝てば大きいけれど、負けると致命的な損失を受けるような集中投資などは避けていました。
株に投資している資産の増減はあっても、生活できなくなるような致命的な損失を被るようなリスクの高すぎる株式投資戦略は避けたということです。
株を持っていれば、株価が動くので、当然のごとく運用資産額は変動します。投資した銘柄が下落して、投資した時点の株価から下がった時点で売却すれば、 その銘柄への投資は損となり、その銘柄への投資は敗北になります。しかし小競り合いでの負けであり、戦局を左右するような致命的な敗北ではありません。
【中略】
つまり株式投資では大勝はしなくても致命的な負けはしない。つまり不敗を目指す投資を実践してきました。
もう少し具体的に言うと、賃貸不動産収入と合計することで自分の家庭の1年間の最低限の生活費を確保(=稼げる)できる株式投資を実践してきたわけです。
私にとっての不敗とは、賃貸不動産で不足する1年間の生活費を株式投資のインカム・ゲインで稼ぎ出すという年間目標を達成できることです。
投資元本の増減はあるので、キャピタル・ゲインでの利益は一切生活費には使用せず、株式投資の利益については前年度のインカム・ゲイン(=配当と優待)だけで生活費を賄うという自主ルールを厳格に守ってきました。このことは過去のコラムで何度か書いてきました。
従って、赤字で無配だけれどキャピタル・ゲインが期待できるようなバイオ創薬株などには、一切投資しませんでした。株価が上がって売却益を得ても、翌年 の生活費には使用できないことと、そのような銘柄に投資資金を配分するとインカム・ゲイン銘柄に投資する資金が減って、インカム・ゲイン収入が減ることで 翌年の生活費が減少し、生活が窮屈になることが最大の理由でした。
『定年後(=60歳)にはどのくらいの資金が必要なのか。』
このような話題がマネー雑誌などには溢れていますし、実際に頭の中であれこれ考えている人は多いと予想されます。
51歳で自分の勝手で定年した、定年生活8年超のベテラン定年組として、言わせていただくと、定年までにどのような生活費の使い方をしてきたかにもよるけれど、それほど大きなお金は必要にはなってこないと安心していても良いと考えています。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。
本日配信の有料メルマガでは、商社とメーカーの二つの顔を持ち、その強みを最大限に発揮して、今後伸びが期待できる業種を主要な取引先としており、低 PERかつ低PBRで配当利回りが高く、これからの投資テーマになる可能性が高い関連銘柄と思われる企業を、研究銘柄として掲載しています。
また、コラムでは、「『モノのインターネット』銘柄にも黒字で、高配当を出す銘柄も存在する。今日のコラムはこのテーマで考えてみたい」と題し、 「IoT」という目線で銘柄スクリーニングを行って、見つけた4銘柄を儲かっている・いないに分類し、それぞれ分析比較を行っています。
そのうち2銘柄は今後の研究銘柄候補としても有望と考え、さらに詳細な内容に言及しています。
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詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。
過去サンプル(研究銘柄)
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具体的にいうならキャピタル・ゲインを重視してレバレッジをかけた、勝てば大きいけれど、負けると致命的な損失を受けるような集中投資などは避けていました。
株に投資している資産の増減はあっても、生活できなくなるような致命的な損失を被るようなリスクの高すぎる株式投資戦略は避けたということです。
株を持っていれば、株価が動くので、当然のごとく運用資産額は変動します。投資した銘柄が下落して、投資した時点の株価から下がった時点で売却すれば、 その銘柄への投資は損となり、その銘柄への投資は敗北になります。しかし小競り合いでの負けであり、戦局を左右するような致命的な敗北ではありません。
【中略】
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従って、赤字で無配だけれどキャピタル・ゲインが期待できるようなバイオ創薬株などには、一切投資しませんでした。株価が上がって売却益を得ても、翌年 の生活費には使用できないことと、そのような銘柄に投資資金を配分するとインカム・ゲイン銘柄に投資する資金が減って、インカム・ゲイン収入が減ることで 翌年の生活費が減少し、生活が窮屈になることが最大の理由でした。
『定年後(=60歳)にはどのくらいの資金が必要なのか。』
このような話題がマネー雑誌などには溢れていますし、実際に頭の中であれこれ考えている人は多いと予想されます。
51歳で自分の勝手で定年した、定年生活8年超のベテラン定年組として、言わせていただくと、定年までにどのような生活費の使い方をしてきたかにもよるけれど、それほど大きなお金は必要にはなってこないと安心していても良いと考えています。
【後略】
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また、コラムでは、「『モノのインターネット』銘柄にも黒字で、高配当を出す銘柄も存在する。今日のコラムはこのテーマで考えてみたい」と題し、 「IoT」という目線で銘柄スクリーニングを行って、見つけた4銘柄を儲かっている・いないに分類し、それぞれ分析比較を行っています。
そのうち2銘柄は今後の研究銘柄候補としても有望と考え、さらに詳細な内容に言及しています。
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